本書は、自律神経機能を指標とした鍼灸治療学書です。近代医学の言葉で解説しています。鍼灸の専門用語といわれる。古代医学の言葉は用いていません。しかし、経験医術の真髄を述べ、「身体の治す力、調節する力」を基本とした治療学で、運動器疾患はもとより、内科系の訴えに対しての鍼灸治療法を明確にしている本格的鍼灸治療学書です。 理学療法、看護、介護などの領域での応用も有益です。


本書は、著者が中心となり筑波大学、筑波技術短期大学で30数年にわたって実験研究してきた成果が集約された実験研究書です。自律神経機能を指標として人を対象とした実験研究により鍼の基本的生体反応から、臨床的活用まで鍼治療学の体系化を示しています。 特に、生体の治す力、調節する力の存在、活用法を実験研究により明確に示しています。 近代医学体系による世界で初めての臨床鍼灸学書です。 統合医療の場で活躍する鍼灸師、医師等に鍼灸臨床力を高める類のない最適の書です。 生体がもつ自然の仕組みが根幹をなしています。物理療法担当者、看護、介護の関係者にも有益です。

QRコード