1 治療対象の病態に対し、決め手となる治療を後に行う。地ならしをして条件の整ったところで決めてとなる治療を登場させる。
2 運動器の疾患について 訴えの病態から離れたところから治療をはじめ、病態のところに進める。
ダメージを受けている病態の部に最少の刺激で治療する。
3 内科系疾患について
内科系疾患は、病態に直接刺鍼できない。M5,M6、M4が決め手の治療となる。
M5、M6、M4を地ならしをして登場させる。
4 腹部は、全身の体液分布を調節する働きが大きいので治療の早い段階で登場させる。
5 M4により解決できるものは解決して治療を進めるという立場から最初に行う。
6 M4は、副交感神経機能を高めるという反応から始まるので、副交感神経機能が高まるという反応が好ましくない気管支喘息などの発作が懸念される場面では最初に行えない。