お灸は、

 1 温灸:心地よい暖かさを与える。:副交感神経機能を亢進  M4効果を持つ。

 2 熱痛刺激:交感神経α受容体系機能を亢進
        副交感神経機能を抑制
     一過性の極短時間の熱痛刺激は、上記の反応を一過性に起こし、血管運動神経
     機能の変動しやすさをつくる。
     連日施灸することにより血管運動神経機能を鍛える。過敏な血管反応性を整える。
     出来るだけ小さなモグサによる施灸が望ましい。 

 3 有痕灸:自律神経反応は、熱痛刺激と同様である。
        :免疫機能を高め、体質改善等。虚弱体質、RA等に用いられる。
     出来るだけ小さなモグサによる施灸が望ましい。
     施灸間隔は、通常は週に5日程度。
     有痕灸は、異物としての灸痕を維持できる間隔。2日以上明けない。

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