志を同じくして努力している仲間、そんな中に学ぶべき材料があるのだと思います。
古典よりも現代のものです。
まず、身近なもの、それは、時間的、空間的に環境を同じくしているために共通な部分が多く理解しやすいのです。
また、色々な欠点が見えやすいのです。
そのことが、私達に身近なものの価値を見誤らせていることでもあると思います。
一番、能率良く学べるところで他から学ぶという精神を研き、鋭い感受性を養うことが、環境条件の異なった外国の話、古典などから学べるようにしてくれるのではないでしょうか。
外国の話や古典や、普段会ったことのない偉いといわれる人々の環境要素の違うことからくる物珍しさに惹かれていては、本当のものは見えないのでしょう。
身近な仲間から学ぶ機会をどのようにセットするか。
そして本当に仲間同士で学ぶ心をどうして培うかが鍼灸や柔道整復の名人の心を知ることに連なってくるのではないでしょうか。