私は1938年8月14日生まれです。満70歳になりました。そして思うことです。

老人という言葉への抵抗感があります。老人のいう言葉には、人生の仕事は終了したというようなイメージがあります。本人は終了したという思いではいませんから違和感が生まれます。

私は60歳前に長男のところに子供が生まれることになりました。長男に孫が生まれることはとても嬉しいけれども、おじいちゃんとはいわないでくれといいました。気分としておじいちゃんにはなれなかったのです。おじいちゃんというイメージが仕事が終わった人のような感じがあり受け入れる状況ではなかったのです。

老人になっての訴えということについて書くにも、年を経て増加する愁訴など極力、老人という表現を避けようとします。自分自身が抵抗感をもっているのです。

老人ですよということを押しつけてはいけないのではないでしょうか。 

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