雨量を量り始めて間もない5月17日の朝でした。
庭に出て雨量を見ると55mmも降っていました。
我が家の屋根の広さはおよそ100㎡あります。
55mmということは、ドラム缶にして5.5本分もの雨が屋根に降ったことになります。そしてその雨は雨樋でそのまま下水に入り海に流されました。
雨は大地に降って草木を育てることで太陽エネルギーを地上にエネルギー転換しています。
雨にその役割を果たさせないまま海に返してしまっているわけです。
そのことをほとんど気にしたことがありませんでした。
気付いてみると、まさに「気付かぬままの不善」をなしているわけです。
建築の方には雨水を雨樋で下水に導くことは極常識的なことになのだと思います。
私もその時まで特に考えたことがありませんでした。
しかし、分かってみるとこれははなはだ遺憾であると思いました。
そして早速、雨樋を地上70cm程のところで切ってしまいました。