それは、年を重ねることで低下してくる機能を、自ら、自らの心身を支援できる場があるということです。
具体的に述べますと、たとえば、50歳前後から老眼が始まります。
物が見にくくなります。
老眼鏡や虫眼鏡で視力の衰えを補っています。
本を読むときは老眼鏡です。
しかし、ちょっと何かを見たい、電車に乗っていて切符の記載事項を見たいというときには、ちょっと見れば用が済むのです。
老眼鏡をかける程のことはないのです。
便利なのがルーペです。
私は、頸に鎖でかけるルーペを使っています。
頸に掛けることで、確実にいつも決まった場所に、ルーペがあります。
しかも頸に掛けていることは、いつも自分の身体の一部になっています。
どこに置いたか忘れることをなくしてくれます。
自らの工夫で衰えた機能を自ら補うことが可能なところがあることです。
衰える機能は必ずしも他の人に支援を受けなくても、自ら支援できる工夫が可能な領域があります。
このことを書きたいのです。

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