孫との休日で紹介しております2.5歳の孫のことです。2.5歳は散歩に行ってもすぐに抱っこというんです。12kgほどありますから、そんなに抱けないんです。そこで、自転車の前に乗せて1時間ぐらいの散歩をします。この孫が色々なものに気付くんです。本当は歩くのが一番いいのですが、自転車は、見えるし、聞こえるし、肌で感じられるのです。
孫はまだ、言葉が十分でないので、表現できずに、「オッ 」という気付きを表現します。私はそれが何に注目しているのかを察知し、何かの解説をします。小鳥の声であったり、花であったり、空の雲であったり、飛行機であったりします。その気付きに共鳴してやります。共鳴してやることが意識化するに大切なことだと思います。そのような積み上げが、観察の高い緊張感を育てるのではないかと考えています。教師は学生の気付きに共鳴することが、知識ではなく機能を育てると思います。