「余裕の30坪」と私はいいます。
今、建て売り住宅は、50坪前後の土地に建てます。
東京などの大都会はもっと小さいですが、50坪だと家を建て、カーポートを2台分つくると、ほとんど木を植える余裕はなくなります。
そこでプラス30坪があると木や花などを植えることができ生活が豊かになります。
つくばの我が家は、まさにそのように造っているのですが、庭の真ん中に高いケヤキの木を一本植えました。
これは小鳥のためなのです。
今、この原稿を書きながらケヤキの木の太さを測ってきました。1㍍3㌢でした。
小鳥が安心して来られる木を一本造る。家内と半年論議をしてようやく植えました。
家は人間だけのものではないのです。
町づくりは、人だけが住めればよいのではないのですね。
各戸に一本の高い木があると、高い木のラインができます。
家と共に高い木の面が生まれます。