Serendipityという:偶然のチャンスを生かせる才能という言葉があります。
自分が注目しているものだけを見るのではなく、
目に映るものを見られる、耳に聞こえるものを聞くことができるのは、心のあり方です。
頭を特定のものに占拠させないことです。
頭に考える余裕を持たせることです。
電車に乗っている間中メールを見ている。
駅でメールを見ながら歩いている。
また、エスカレーターを立ち止まって乗れないでせかせか歩いている。
自由で創造的な生き方。ノビノビした心の自由こそが大切です。
せかせかしないことです。立ち止まって周囲を見回せることです。
そこに人を思いやれる心が生まれ、Serendipityが育まれます。
脳科学者、茂木健一郎さんは、Serendipityを高めるには、行動、気づき、受容であると書いています。
まず行動して出会いのチャンスを多くする。チャンスに気づくこと。気づいたらそれを受け入れる受容です。
自分自身が一方的に知識を、技術を吸収することのみに走る人には、Serendipityは無縁です。
鍼灸師、柔道整復師として相応しくない人です。
自然と共に生きる心は、経験医術としての自然療法の心です。
21世紀社会が求めている心です。
皆さんは、まさに21世紀社会が求めている心のあり方、生き方を実践しようとする環境に今入られ、皆さん自身の人生にしようとしておられます。
豊かな人生が展開されます。