ちょっとした工夫の大切さ、工夫しようという気持ちの大切さです。
家内の病気の関係で、私は家庭内の洗濯をすることになりました。
冬の日照時間の短い時に、できるだけお日様の力で洗濯物を干そうとして、
日の出直後に物干し台で干すようにしていました。
冷たい洗濯物を干していると手の指がとても冷たく
数日で指にあかぎれをつくってしまいました。
鍼灸師として左手では草取りをしないなどと注意していましたが、
洗濯物を干すのも手袋をしてということになりました。
前掛けの長いひもをちょっと結んで洗濯機で洗うと
ひもが固く締まって濡れていますから解けにくいのです。そして冷たいのです。
ある日ひもが輪ゴムで留められていました。簡単に解けるのです。
なるほどと思いました。
日常生活のなかの小さな工夫の心が大きな工夫のチャンスをつくると思います。