肩こり治療について述べます。
主訴に対する治療、身体の治す力、未病の徴の三つの条件を満たすことはその通りです。
肩こりの症状の特徴は、環境条件やストレスなどが大きな関わりを持つことです。したがって、身体の治す力、未病の徴への対応が大切です。
1 M4を7回
2 仰臥位で腹部刺鍼、5分程。できるだけ細い鍼を用いる。
3 伏臥位で頸部、肩上部、背部への刺鍼。1番鍼を用いる。
4 M5です。長坐位で合谷、孔最への刺鍼、雀啄刺激。10分間置鍼。もしくはパルス。
この時、肩こり症状の強い部に数カ所置鍼。
5 M4 10回。
肩こり患者は、刺激に敏感な人が多い傾向があります。
これに対する対応は次回で述べます。