自然鍼灸学・自律神経臨床研究所は、自然鍼灸学・自律神経機能につ
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自然鍼灸学・自律神経臨床研究所
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3-1 頻尿への一般的注意事項

 排尿は生理現象です。尿を多くしたり少なくしたりの仕組みがあります。尿を多くしないような条件について知ることが大切です。身体の不具合を改善する以前の配慮です。

 ・水分の摂取:水分の摂取量が多ければ当然、排尿量は増えます。
 身体の水が占める割合は、体重の幼年期は75%、成長完成期には65%、老年期は55%といわれます。
 老年期には身体の水分量が少なくなっています。
 1日に身体から失われる水分量は、成人でおよそ2㍑です。失われる分を補わなければなりません。通常の食事をしている場合は、およそ半分は食物として、半分が水そのものとして摂取されています。したがって、1日に1㍑前後の水を飲んでいます
 身体から失われる水分量の2㍑は、およそ1㍑が尿、残りが皮膚や肺、大便などからですが、大半は皮膚からの蒸散です。皮膚や肺、大便などで失われる水分の量は、環境条件により決まってくる身体の水分量を調節しようとするのは尿量である。したがって、皮膚から多くの汗をかき水分を失えば尿量は少なくなる。水分の摂取量が多ければ尿量が増える仕組みです。
 2㍑前後よりも多くの水分を摂ると尿量が増え頻尿の訴えが強くなります。睡眠中の排尿を減らすために夕食後の飲水をなるべく避けるようにしましょう。朝、日中に必要な水分摂取をします。

 ・身体を冷やさない:特に下半身を暖かめにします。身体を冷やすことは尿量を増やします。
 汗をかく体力がある間は、なるべく軽く汗をかく程度の活動を1日のどこかで行うことが望ましいことです。体力が低下しているときには汗をかかないようにし、汗をかいたときには直ちに拭くようにします。汗は身体の熱を奪い体力を消耗させます。

 ・お酒:お酒は、利尿効果があります。排尿量、排尿回数を増やします。特にビールは水分量が多くなるので排尿回数が増えます。お酒の量をビール一本、日本酒1合程度。就寝2時間前には飲酒を止めましょう。ビール大瓶一本は4号の量です。日本酒1合の4倍の量になります。ビールは頻尿には向きません。

 ・コーヒー、紅茶、緑茶等のカフェイン:カフェインは利尿効果があります。就寝4時間前以降は摂取しない。就寝中の排尿を少なくするためです。したがって、夕食後のお茶は焙じ茶等が望ましいです。

 ・普段の生活で排尿を我慢しすぎない:排尿を我慢しすぎると膀胱壁が伸び力が弱くなり排尿しにくくなります。

 ・長く座らない:長く座ることは下半身を鬱血させ前立腺も鬱血し排尿しにくくさせます。適度に身体を動かし運動しましょう。

 ・便秘をしない:便秘はやはり前立腺の鬱血を招きます。

 ・就寝中の頻尿:一晩に3回も4回も小便に行くという訴えをする人がおられます。ほとんど寝られないのではないかと不安をもっています。

 睡眠は90分間単位で繰り返されています。90分間ごとに眠りが浅くなるのです。その時に、何か目覚めさせるような条件があると目が覚めます。目が覚めないで、目が覚めたら朝だという方が嬉しいわけですが、90分間ごとに目覚めることはそれほど気にすることはないのです。決して眠れないでいるわけではありません。しかし、目覚めさせるような条件があることは問題です。それは解決しなければならないことです。

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