昨年から鍼灸専門学校等で3年生に教える機会を持てるようになりました。
3年生の多くが、自分の心拍数を知りません。3年生は臨床教育段階です。
テキストで文字として教育されており、人の身体の実際の働きとして位置付いていないようです。
これでは国試用の知識として間に合っても、臨床の場で役に立つ知識にはなりません。
自分自身の身体の働きとして連続性を保った知識としての教育が求められます。
自分が触れることのできるものとして教育したら、興味を刺激されます。そこに自発的な力が生まれます。