鍼療法に人体の構造は必要条件です。 近年の解剖学書は、CTやMRIの資料等も駆使し非常に優れたものになってきています。

体壁で触れることのできる部については触れてそれが何であるかを推測しイメージします。
刺鍼を必要とするものについては体内の深さをイメージします。
確認した筋の所見を押手で押さえたまま刺鍼をするのは、多くの場合得策ではありません。
刺鍼をする時には、押手を力を抜き皮膚上の部位を決めるのみにします。
そして真っ直ぐ刺鍼し目的の部に刺鍼刺激を与えます。
このことが的確にできることで、狙い打ちできる鍼療法の特徴的な効果を期待できる様になります。

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