この①は8月22日に書きました。 筋まで刺入し雀啄刺激する鍼の自律神経反応は、

 1 交感神経α受容体系機能を高める。
 2 交感神経β受容体系機能を抑制する。
  3 副交感神経機能を高める。

上記の三つの反応を同時につくります。

1,3の反応は皮膚に受容器があって起こります。
2の反応は筋に受容器がある反応です。
2の反応は強い反応で3の反応を抑えます。
筋に強い刺激をする治療は交感神経系の反応を主とする治療です。
難治性の頑固な症状に効果を発揮する可能性が高い治療です。
治療はかなり過激になります。

3の反応を用いる治療は、副交感神経系の反応を主とする治療です。刺激の柔らかい治療になります。
このテーマの③は10月に書きます。

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