欧米の人達には肩こりがない。といわれます。
肩こりがないのではなくて、緊張型頭痛の症状として表現されているということです。


緊張型頭痛は頭頚部の筋の持続的緊張により発症します。
締め付けられるような重圧感です。この感覚は、肩こり感ですね。
日本人は頭痛と肩こりを分けて受け止めています。


肩こり、頭痛を訴える人は、日本人では、35歳から64歳の年代の女性では20%を超えます。
頭がスッキリしないという程度の疲労感は大概の人は感じています。


この疲労感に頚部の刺鍼治療はとても心地よい刺激感を与えてくれます。
これぞ脳を休ませる、脳のストレスを解消する有力な好ましい刺激感です。


極めて細い鍼を用い、微弱な心地よい刺激が脳の深部の疲労感を回復してくれます。


全身の身体がもつ仕組みを動かし、身体の調節する働きを高め、持続的な効果を期待できます。


鍼の積極的な魅力の第一位にランクされると思います。


具体的な刺鍼法は2月に述べます。

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