1 治療を考える基本的事項
1-1 治療を構成する三つの条件
① 主訴に対する治療
② 未病の徴に対する治療
③ 身体の治す力に対する治療
1-2 上記の治療を構成する三つの条件を満たし、削ることのできるものを削る。
① 仰臥・伏臥位の治療で置鍼、パルス治療の刺鍼を先に行う。
② 未病の徴に対する治療を、最小限、どのようにするか。
2 治療各論
2-1 腰痛鍼治療:立位バランスを整える。
① 浅刺・呼気時・坐位の刺鍼 7呼吸回 1寸 01番 1本
② 腹部刺鍼 未病の徴 寸3 01番 10本
③-1 腰部局所刺鍼 10分間置鍼:腰痛治療の基本、鍼の魅力を示す。
大腰筋 2寸 3番 2本
中殿筋 2寸 3番 2本
足底筋 1寸 01番 2本
③-2 背部刺鍼 未病の徴 寸3 1番 10本
④ 浅刺・呼気時・坐位の刺鍼 10呼吸回 1寸 01番 1本
大腰筋の刺鍼は、鍼の積極的な魅力:第三位にあげました。