スリープクリニック院長、遠藤拓郎(医学博士)氏の著書です。
多くの受験生が最後の追い込みに入っている時期です。
風邪を引かないように調子を上げて受験に向かうことが重要です。
睡眠が90分の周期を持つところから、それぞれの心身の発達状況から、中・高受験生は、6時間。
大学・資格試験受験生は、4.5時間。を必要最低限睡眠時間としてお勧めです。
睡眠は第一周期、第二周期に深い睡眠が行われます。そこで寝てからの3時間が大きな意味を持ちます。
成長ホルモンが沢山分泌され成長、組織の修復などが起こります。
この本の大切なところは、この2周期までの3時間の睡眠をとる時間を指定しているところです。
午前3時までに第二周期までの睡眠をとることとしています。
午前3時頃には身体はサーカディアンリズムで目覚めの準備を始めるので深い眠りを受け入れにくくなるとしています。
12時前に就寝することです。
身体が置かれている1日のリズムの中で眠りにふさわしい時間があることです。
4.5時間はいつ寝ても良いわけではないのです。
身体の自然のリズムを知り、生きることが健康で生き生きした日々を可能にしてくれます。