7月の後半はすばらしいプレゼントをいただきました。
18日(海の日の休日)の早朝に(寝不足しても大丈夫という設定で)世界女子サッカーの決勝戦が日本の「なでしこジャパン」チームとアメリカチームとの間で行われました。
誰しもアメリカに勝てるとは本気では思わなかったのではないでしょうか。
それがこれ以上の台本は書けないような筋書きで、すごい粘りとすごいプレーの連続で優勝してしまいました。
最後の澤選手の同点ゴールは、何度見てもマジックのようでした。
ゴールキーパーの執念のすごさが、サッと上がった右脚の揺るぎもしない指先まで輝いていました。
感動、そして日本のチームという日本人として共有するものが、大きな希望をくれました。
私たちの身体のどこかに連なる喜びなのです。
その喜びが大きな希望になります。
24日(日曜日)の仙台でのプロ野球オールスター戦もとてもよい企画でした。
努力することのすばらしさとして、私自身も努力しようという心の高揚をもらいました。
私たちの代表が、こんなに一生懸命に素晴らしいプレイをしているということに、大きな励ましを多くの人たちがいただいたと思います。
辛い現実の中にあっても、「希望を持つ」ことは耐える力を、がんばりを生み出してくれます。
そして自らの希望を生み出そうとする思いを育ててくれます。
希望は単なる願いではありません。
自らの未来を切り開く道筋です。
希望を見いだせる限り私たちは力を失わないのです。
次々と苦難を克服する知恵を生み出そうとします。
7月というファンタジックな月の最後の土曜日にこのような思いを書けることの幸せを感謝します。