1 動く仕組みとしての深層背筋の運動
2 代謝を高め健康体をつくるためのスロートレイニング
3 ウオーキングなど生活活動としての運動(有酸素運動)
1の運動は10分以内で出来る。これは毎朝行う。時に休んでも全く問題はない。
2の運動はやはり10分間以内に行う。しかも週に2回である。
3の運動は、2の運動との関係が重要である。2の運動の後に3の運動という順序が3の運動効果を大きくする。
しかし、問題は2の運動は下半身の疲労感をつくることである。その疲労感が生活を邪魔しないようなところで行う必要がある。朝、行うと午前中下半身がだるかったりし、生活意欲が低下する。生活への妨げを最小限に出来る場面を工夫する必要がある。その後で行う3の運動は効果が大きくなるので是非組み込んで行う。
以上3週にわたって書いた運動が一般の人たちが健康で過ごすに最も必要と私が考えるものである。
スロートレーニングは、画期的な運動の方法である。しかし下肢筋の血流が悪い人たちにはお勧めではないというのは、全てによいものなどないのである。注意深く研究的に行う気持ちを育てることは、一生あらゆる場面で有益な力となることである。