宝絚医療大学附属治療院を開設して6ヶ月経過しました。週の患者数は30から40名というところにあります。教員6名、研修員3名ですが、水曜日だけは全員おりますが他の曜日は2名程度です。

全員で教育機関の治療院として望ましいあり方を検討してきています。全員がそれぞれ意見を出し合ってというところが大事なところです。

私にとって治療院を作るのは筑波技術短期大学、新宿鍼灸柔整専門学校そして宝絚医療大学と三つ目になりますが、今回おもしろい経験をしております。

日本伝統医療科学大学院大学の関係者が3名参加していますが、この内の1人、菊池講師はとても几帳面な性格をしているようです。
治療室のあり方等について細々と提案してくれます。
その結果の一つが「清潔感あふれる治療室」です。

写真のようにタオルのたたみ方も統一されています。
スリッパの置き場所、脱衣篭の位置などきちんと指示されています。

相談するときには、そんな細かいことはと思いました。
私などはおおざっぱな方なので、えーと思いながら話をしておりましたが、実際にやってみると、ルーチンワークとなって治療室が整然とし清潔感にあふれました。
オープンキャンパスへの参加者にも気づいてもらい治療室の売り物の一つになりました。
兎角、売るのは鍼治療効果と思いがちですが、この清潔感の大切さに気づきました。
多様な人柄が生かされる環境は発展できますね。
各人がやる気が沸いてくるのだと思います。

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