5月5日、こどもの日。
子供の成長を喜ぶ嬉しい日です。
「仕事の喜び」も最も嬉しいものの一つです。
30年間もポリグラフを用いて自律神経機能の研究をしてきました。
20年近く前に鍼灸臨床の場で自律神経機能を測定したいと考えました。ベットサイドに持ち込めるようにワゴンほどの小さなものにしました。しかし実際にはあまり患者についての測定ができなかったのです。どこに問題があったかというと測定の準備に時間がかかりすぎることでした。
4月からアメリカの製品でコンピューター化された瞬時心拍数を測定できる商品を用いることができるようになりました。
心電図のR波だけを拾って拍動の周期時間を測定しますが、R波だけを上手に拾うところに難しさがあります。そこに時間がかかりました。その部分がさすがコンピュータは、自動的に見事にやってしまいます。
自律神経機能の観察では、寝たり、起きたりの姿勢のは変換が重要なことですので、体位変換など色々な状況に即時に対応しなければならないわけです。
患者の自律神経機能の状態が見事に示されます。
治療法の判断に適切な示唆を与えてくれます。
自律神経機能状態が鍼治療により期待の方向に変化するかどうかとても楽しみなのです。
久しぶりに楽しみを感じています。
自律神経機能観察法をなるべく早く文章でまとめます。