「腸をダメにする習慣、鍛える習慣」藤田紘一郎著、ワニブックス、PLUS新書。

寄生虫病の藤田紘一郎先生が健康について書かれました。

前書きの一部を引用します。

健康のために、私たちが最も気を使うべき相手は、「腸内細菌」であることが、近年の研究によって明らかになってきています。
腸を鍛え、そこに住む細菌たちを元気にしてあげれば、宿主である人間も元気になれるのです。 

「腸内細菌」とは、たくさんの幸せを授けてくれる愛すべき存在です。
・・・なぜ腸内細菌が元気なら、私たちも病気にならずにすむのでしょうか。

腸内細菌は、病原菌を排除し、食物を消化し、ビタミンを合成しています。
人が幸福感を覚えるとき、脳内はドーパミンやセロトニンといった「幸せ物質」が分泌されます。
その前駆物質をを合成して脳に送っているのも腸内細菌です。
また、人が病気にならないために、体内では免疫が常に機能していますが、免疫の働きは、およそ70%を腸内細菌が築いています。

というわけですが、

 第1章 腸をダメにする食べ方、鍛える食べ方。

 第2章 腸をダメにする食べもの、鍛える食べもの。

 第3章 腸をダメにする生活、鍛える生活。

の構成で、30項目にわたり述べられています。

食べ方、食べもの、生活。日常的な習慣の基本的問題です。
何々をする健康法ではなく、私たちの生活習慣をどのようにするかという問題です。
ノートをつくり知識を整理しなければと思っています。

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