「身体の治す力、調節する力」を高める手法としてのM4は、その、浅刺・呼気時・坐位という手法を開発するに、私の40代の10年間がかかりました。
しかしこれは画期的なことでした。
「身体の治す力、調節する力」という発想を持てたことが、その手法に等しいほど大きな意味があります。
その直す力、調節する力による反応を簡単に見る方法として立位体前屈による腰部の可動域を用いてきました。
腰部に触れずに腰部の反応の変化を見てきたわけです。
身体が本来持っている治す力による反応を捉える試みをしてきたわけです。
(そのいきさつは「臨床鍼灸学を拓く」に述べています。)

今回、M4-2を着想するに大きな示唆を与えてくれた本があります。

1 「いのちの体操」菊池和子著、宝島新書です。本との出会いです。

 

 



この本を読み、いのちの体操は「身体の治す力、調節する力」に関わっているに違いないと思いました。
気付きです。
早速、確かめを始めました。受容です。

セレンディピティの3条件です。

もう一つ示唆を与えてくれた本がありました。

2 「長生きしたけりゃ ふくらはぎを もみなさい」鬼木豊監修、槙孝子著です。

 

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