男子フィギュアスケート個人で金メダルに輝いた、羽生選手は、喘息で十分な練習がしにくく練習量が少ないという。
身体の緊張を円皮針のようなものを十数カ所貼って、対処しているという。
どうして鍼治療が登場してこないのでしょう。


浅田真央選手は、団体戦の直前に腰痛で苦しんでいたと伝えられている。

ラージヒルジャンプ銀メダルの葛西選手は、ノーマルヒルの試合で腰を痛め大変だったと伝えられている。

ジャンプ団体銅を受賞したメンバーの竹内択選手は、血管の難病と闘病している。

これらの選手達に鍼治療が専門家の手で行われているという報道はない。
国をあげて応援し、メダルを期待しているのに、鍼治療が参加していない。
全く外されているのである。
鍼の関係者はどんな気持ちなのであろうか。
あらゆる手を尽くして臨もうとしている。
そんな条件の中でも鍼治療が貢献する気配がない。
気管支喘息、血管の難病に鍼治療が病気を治すことにはならないとしても、身体の状態を良くすることは間違いなくできるはずである。
ではないであろうか。鍼の関係者として、私はとても情けなく、不甲斐なく思う。
なぜ、選手の強化に参加できないのか、日本の社会においてその存在を全く評価されていないと考えなければならない。
国民のかなりが夜も寝ないで応援しているのにである。

QRコード