12月14日の土曜の一言に以下の文章を書きました。赤字は今回のものです。
「鍼の治療効果」
鍼の基礎的反応(刺鍼によって起きる反応)
これは自然鍼灸学のメカニズム2,3による効果です。:M2、M3。
1 解けにくい筋の過緊張を解き、血液循環を良くする。
刺鍼局所の反応
2 全身反応として
ストレスによる交感神経機能過緊張
副交感神経機能抑制
を改善する。
鍼の臨床的反応(刺鍼による反応と身体の仕組みが関わり誘起する反応)
3 身体の治す力を高める
これはメカニズム4です。:M4。
副交感神経機能を高める。
交感神経機能を高める。
身体の仕組みを活用して
自律神経の調節力を高める。
4 閾値下刺激を活用して
これはメカニズム5,6です。:M5、M6。
自律神経機能の動きやすさを作る。
身体の仕組みを活用して
身体に必要な反応を誘起する。
3,4を駆使できる治療を行うことが生活習慣病予防を可能にする鍼治療の道です。
更新したトップページは、M4は、副交感神経機能が主体となって副交感神経機能が高まり、交感神経機能の高まりを誘起して両自律神経機能が高まり、身体の治す力・調節する力が高まって身体の不調を改善する身体の仕組みです。今回、そのM4に、新しく交感神経機能が主体となって両自律神経機能の高まる「身体の治す力・調節する力」を高める身体の仕組みが発見されたというものです。
交感神経、副交感神経それぞれが主体となる身体の仕組みが発見されました。
「身体の治す力・調節する力」に関する身体の仕組みとしては、基本的な部分がそろったと考えられます。