10月17日、東京駅から東海道新幹線で新大阪に向かいました。
富士山は前日に初冠雪していました。
東京駅をのぞみで出発して富士山が新幹線から見えるのは45分から50分までのわずかな時間です。
しかも、電線などの邪魔なものがなく、写真が撮れるのは1分間です。
私は富士山を見ようと待っていますから当然楽しむわけです。
とても幸せな気持ちになります。
しかし、車内を見回して見ると多くの人は気付いていません。
見事な富士山を見ることが出来る場にいながらチャンスを失っています。
そんなことは、私自身にも多々あるのではないでしょうか。
気付かない幸運、失っています。
日常的に過ぎて行く時間の中で、心を楽しませてもらえる機会を知らぬまま失っていることが多いのではないかと思います。
心にゆとりを持って、しばし考える時間を持つことで楽しく充実した人生があるのかも知れません。
時間の過ごし方に注目したいものです。