本年10月から上野国立博物館で「日本国宝展」がありました。
テーマはー「祈り、信じる力」の造形ーでした。
10月31日に見に行きました。
そこで、合掌土偶に出会いました。
縄文後期:前
2,0001,000の作とのことです。

現代の私たちの生活は、あまりの忙しさ、気ぜわしさの中で、私自身がそうですが、多くの人々の中で「祈り」という場面がほとんど失われていませんでしょうか。

亡父は、毎朝、お仏壇にお祈りしていました。
私は、お盆と年末年始のみです。
我が家からお仏壇にお祈りするという習慣をなくしてしまったのは私の代です。
決して、私に信心する心がないわけではないのですが。
振り返ると失っていました。
今になって思いますが、これは大きなものを失ったように思います。
父は私に伝えていましたが、私はそれを実践しないままに、子供達に伝えることガ出来ませんでした。
これから可能であれば取り返す努力をしようと思います。


「祈りの心」が健康な身体を維持する上で最も大切なことです。「治療者の心」にも、最も大切なことです。ようやくそんな気持ちになりました。
76歳です。経験は無駄ではありません、経験を敬虔にすることこそ自然の意志に応えることかと考えます。

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