今月14日が77歳の誕生日です。
最近やはり、背中が曲がり、腰が曲がり、膝が曲がる、老人姿勢が気にかかっています。
種々考えて見ました。
老人姿勢というのは、重心がちょっと前に出て安全姿勢でもあります。
そして、体幹部での重心バランスをする骨筋肉への負担を軽減しようとする、楽な姿勢でもあります。
楽に過ごそうという思いがつい前面に出てくるものと思います。
膝を伸ばす、腰を伸ばす、背中を伸ばす立位姿勢こそが良い姿勢です。しかしそれは骨格筋に負担をかけます。
ここで問題です。
命を繋ぐことは、活動することは、当然苦痛を伴うものです。
疲労を伴うものです。
老人姿勢は、骨格筋の疲労現象を避け、人体などに負担をさせています。
筋肉は疲れたといいます。
しかし靱帯などは疲れたといわずに、限界を超えると痛いといいます。
活動を続けることは、疲労を感じる姿勢で行い、疲れたら休むことが大切な活動の条件だと思います。
健康寿命を全うすることは、活動することは負担があること、疲労が起こることを前提として、そこに活動の指標を置き休息を取ることが必要であることを受け入れることかと思います。
そして、膝を伸ばし、腰を伸ばし、背中を伸ばした颯爽とした姿勢で活動したいものです。
颯爽とした姿勢を維持する大切な方法は、つま先立ちです。
つま先立ちをすると、膝が伸び、腰が伸び、背中が伸びようとします。
活動の最初に、まず、周囲のどこかに手を触れ姿勢の安定を確保し、数秒間つま先立ちをします。
それを数回繰り返して活動を開始します。
スムースに歩行ができます。