8月26日放送の「ためしてガッテン」の放送タイトルです。
細胞内の「ミトコンドリア」を増やすというお話しです。
ミトコンドリアは、食事から得た糖や脂質と呼吸から得た酸素とからATPを製造する細胞内器官です。
エネルギー源であるATPを増加させるという魅力のある話題です。
ミトコンドリアは30歳代以降減ってくるといいます。しかし、「自分が少しきつい」と思うくらいの運動をするとミトコンドリアの量を増やすことができるというのです。
「少しきつい運動」、十分に耳にしてきた言葉ですよね。「身体の全身的な機能を高める」、健康法、運動に共通するのが「少しきつい」でした。
細胞の中には、「細胞内のATPの量」を監視している酵素があり、通常のウオーキングの場合は、それほどエネルギーを使わないためATPが不足することはなく、この酵素が働くことは無いといわれます。しかし、少しきつい運動をすると、ATPが不足し、「酵素の働きがON」になり、より多くのATPを作ろうと、ミトコンドリアが分裂を初めて増えてくれるといいます。
「インターバル速歩にミトコンドリアを増加させる効果もあり」です。
ミトコンドリアを増加させる「少しきつい運動」は、1分間でスイッチONできるそうです。生活の中で、少しきつい運動を、随所でちょこちょこ導入することで、可能だそうです。
スイッチは1回ONになると、一定時間その効果が続くといわれます。
こまめに繰り返すことで、ミトコンドリアが増えスタミナUPが期待出来ると言われます。
食事でミトコンドリアを増やす方は、食事量を75%にすることといっています。
食事量を少なくすることで、「長寿遺伝子がスイッチ0Nする」ということがいわれていましたが、ミトコンドリアの増加も見られるということです。
具体的な運動の方法としては、「インターバル速歩がお勧め」です。これを基調として応用編を工夫することです。
ミトコンドリアを増やしたり、その働きを助ける栄養素:
イカやタコ、貝類などに多く含まれる「タウリン」は、ミトコンドリアを増やす。
ウナギや豚肉などに多く含まれる「ビタミンB群」は、レバーなどに多く含まれる「鐵」は、ミトコンドリアがATPを作り出すのを助ける。