9月8日(火)、NHK総合放送10時からの放送でした。
「アルツハイマー病の進行をくい止めている患者の秘密を大公開!
欽ちゃんも壇蜜も驚嘆アメリカ最新研究」。
新聞のテレビ欄にこのように書いてあります。
これはタイトルではないですね。
タイトルのない番組のようです。
しかし、内容は素晴らしかったのです。
1人でも多くの人に見て欲しいと思う番組でした。


アルツハイマー病の進行を止めるに何が有効かということを、実際の患者を登場させ示しています。この番組での中心は「社会参加」に焦点を当てています。

アルツハイマーの患者が社会参加するということは、簡単なこことではないと思います。
アルツハイマー病は新しい記憶が不確かになるという特徴を持っています。
新しい記憶に関係するところを周囲がサポートしてあげることで社会参加が可能になります。
その様子が具体的な例で示されています。

失われやすい記憶をサポートするということを周囲が受け入れることが最も重要なことです。
それを実現しています。
心が温まります。
なになにができないからダメ。という対応が従来多くでした。
ここをサポートすればできるではないか。
サポートするという心の余裕を集団が持てたことが示されました。
素晴らしいことです。
アルツハイマー患者が記憶を回復しやすい問いかけの仕方をトレーニングを受けた大学生が、ボランティアとしてアルツハイマーの患者と接する場面を意図的に作ることで成果を上げている例も紹介されています。


この番組の再放送の予定は決まっていません。
この番組を見て欲しいと思います。
オンデマンドを使用すれば見ることは可能だと思います。

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