筋膜リリースの(1)は、トップページの筋膜リリースへの提案がそれです。

典型的な解けない筋の過緊張である背部深層背筋の棒状の筋緊張に対する筋繊維に対して直角の方向への牽引を試みています。この背部の解けない筋の過緊張は、私が未病の徴として第1に揚げ長年鍼治療の大切な指標としてきたものです。

牽引の仕方は:方向が筋繊維に対して直角の方向。

両手の四肢をどこに置くかですが。筋が膨らんで硬くなっている縁に4指を並べて引く。それを外側と内側に両方行う。筋膜のしわを伸ばすのであるから、しわを指腹の中に抱え込んでは上手くないと思います。しわを四指の爪の外側においてこそ最も能率的にしわを伸ばせるかと思います。

四指の置き場所など状況に応じて種々工夫が必要かと思いますが、背部の筋緊張が2,3分で、柔らかくなります。

効果は抜群です。鍼灸手技の臨床を一変させる可能性があります。

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