人工呼吸法:1952年、デンマークの医師、ビヨン・イクセンによってはじめて臨床で用いられた。
この頃ポリオが大流行し何百人もの患者が、一時的にではあるが完全に麻痺を起こしていた。
イプセンは患者の気管に管を入れ、それぞれの管にポンプを付けて、200人の医学生を動員した。
学生達は昼夜問わず患者の肺に空気と酸素を送り続けた。
死亡率はそれまでの90%〜25%に下がった。これが集中治療室の始まりである。

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