感動を沢山いただいている。
日ごと夜更かしで大変だけれども、胸が詰まるような感動の場面を沢山いただき本当に感激している。
次の開催が東京ということもあるのか、日本選手の頑張りはかってないほどである。


時に本年6月21日から9月19日まで上野の東京国立博物館で、「特別展、古代ギリシャ」が開催中である。

古代オリンピックは、紀元前8世紀(伝承によると前776年)オリンピアのゼウス神域で4年に1回の競技祭が始められた。オリンピックは毎回7〜8月に開催され、開催主は近隣の都市国家エリス、審判団も皆エリス人であったという。

最初は短距離走だけであったが、やがて中距離、長距離、五種競技などが追加され、全ギリシャから選手が集う大競技祭に発展した。競技への参加者はギリシャ人の男性のみで、女性、奴隷、非ギリシャ人の参加は許されていなかったという。

開催に先立ち、エリスからの使者が諸国を回って休戦を告げる。これは競技者や観戦者がオリンピアに無事に旅をするために、平和が必要不可欠であったためといわれる。

古代オリンピックはローマ時代にも続いていた。
紀元393年、第293回オリンピア競技祭が最後となったが、実に1000年以上にもわたり人々はこの地で競技を続けたのである。 
古代ギリシャは西洋文明の発祥の地である。
東京オリンピックを開催するに古代オリンピックについての認識を深めるのもこの機会がチャンスになるものと思う。

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