1 700万年前 人類誕生
2 人類20種
3 アルディピテクス・ラミダス
450万年前〜430万年前に生息
二本足歩行が確認されている最古の人類
森で暮らしていた。
440万年前のラミダスの化石:身長120cm。頭は小さく、手足が長い。
足は物がつかめるサルのような形。木の上で暮らしていた。
骨盤はサルとは異なり現代人に近い。ラミダスは二足歩行をしていた。
大地溝帯の出現が森をなくし、二足歩行が有利になった。
エサを遠くから手で運べる有利さ。
ラミダスの雄の犬歯は二足歩行と共に小さくなっている。
雄同士の争いがない。
一夫一妻制。
「家族を持つヒトに進化」
4 アファレンシス
370万年前〜300万年前に生息:身長150cm
アファレンシスの足はラミダスほど器用には動かない。地上に適応していた。 草原で生きる。
370万年前の草原に残されたアファレンシスの足跡。 集団で生活していた。
虫や草を食べていた。
「仲間を持つヒトに進化」
5 頑丈なパラントロプス・ポイセイと
華奢なホモ・ハビリスとに分かれる。
60万年ほど共生していたライバルである。 頑丈なパラントロプス・ポイセイは、側頭筋が発達し堅いものを食べていた。
華奢なホモ・ハビリスは、集団で生活し死肉を食べる。
骨の中の骨髄を食べるために硬い石などで壊し、骨髄を食べる。 ここで石器の発明が力を与えた。
「道具を持つヒトに進化」
6 ホモ・ハビリスからホモ・エレクトスが誕生する。
180万年前〜5万年前に生息。身長は180cm。
ホモ・エレクトスは、体毛が薄くすらりとした体格さが長距離走を可能にし、狩りを有利にした。
日常的に肉を食べる。それにより脳が発達した。
心の進化:
ドマニシ遺跡で見つかった歯のない頭蓋骨が、お年寄りを介護する人間関係が生まれていたことを示す。
思いやりの心が芽生えていた。
エレクトスの登場から私たちの脳が大きくなった。
「心を持つヒトへの進化」。
7 ホモ・エレクトスはアフリカを出てアジア各地に広まる。
北京原人、ジャワ原人など。
8 アフリカではエレクトスからホモ・ハイデルベルゲンシスという新しい人類が誕生した。
これがヨーロッパに行きネアンデルタール人(30万年前〜4 万年前)、アフリカでホモ・サピエンスに
なった。
現世人類ホモ・サピエンス(30万年〜20万年前から現在)の登場である。
られた。
ピナクル・ポイント岬に着く。ここの洞窟で、サピエンスの痕跡が最近見つかった。
貝殻が見つかった。
サピエンスは海に初めて出会い、海の生き物貝殻(16 万年前)で、初めて出会う貝を食べていたことが
分かった。
未智の食べ物に挑戦する「好奇心」の強い生き物になった。
この時、サピエンスの人口はわずかに1万人以下ほどであった。
現在、世界に、広まった人口は70億人でその遺伝子の違いはわずかであるところから、少ない人口から急激に
人口が増加すると、遺伝子の違いが小さくなる。
私たちは皆、好奇心あふれる人類の子孫である。