自然鍼灸学・自律神経臨床研究所は、自然鍼灸学・自律神経機能につ
いての研究・臨床活動を日本の社会・世界に向けて推進する目的で活
動しております。

自然鍼灸学・自律神経臨床研究所
所長:西條一止
住所:〒305-0024
茨城県つくば市倉掛908
電話&FAX:029-852-0560

我が家の周囲には、日本キジが生息しています。
いつまで撮影できるかGWに写真を撮っています。
メスが一緒の写真はなかなか撮れないのですが、今年は我が家の前の芝生の脇の草むらに巣作りをしたようで、オス、メス一緒の写真が撮れました。

その「時」を生きる。
「生きる」ということを最も大切なことと考える発想です。
24時間で自転する地球で生きる私たちの24時間を「生きる」ことを最も大切にして過ごすことです。

通学、通勤は、学ぶところ、仕事をするところに到達することを意味します。
しかし、それは私たちが生きる24時間の中の一部であるということです。
通勤、通学は同時に生きる時間の一部であるということを発想の原点に置くことを:その「時」を生きると考えます。

学校で学ぶ、勤務のところで仕事をする、私たちの活動時間の大半を過ごすところです。
通学、通勤時間帯は、最も主要な活動時間のウオーミングアップ時間帯でもあります。
単にあるところへ到達する時間だけではないのです。

このような発想に立てば、通学、通勤時間の過ごし方、通学、通勤の望ましいあり方が整理されます。

筑波技術大学(私が勤務したときは筑波技術短期大学)は私の自宅から5kmほどあります。
ほとんどを遊歩道で歩けます。
歩き、自転車、バス、タクシーなどの選択肢があります。
私は多くを歩いて通勤しました。
遊歩道を歩きながら頭では既に勤務が始まっているのです。
身体は歩行という運動でウオームアップします。
歩きながら今日の仕事の段取りを考え8:30分に大学に着くともにパソコンに向かい先生方へのメッセージを書き9時前に渡します。
大学に着いたときには身体は温まりほんのり汗ばむ状態です。
そして1日に必要な活動量を確保しています。
ということです。
通勤がその場所に着くこと以外に、私の1日の生活のスタートでもあるわけです。
あらゆる時間は24時間を生きる時間の一部なのです。当たり前のことです。
しかし、今日、当たり前でなくなっています。
その時を生きるという発想で、物事を考えると多くのものが、違った捉え方が出来ます。
自分自身を主体的に積極的に生きる生活スタイルができます。

日本人の発想は、多くの調査で睡眠時間を削って時間を作り何かをしています。
睡眠時間は単に疲労回復ではなく、私たちが生きるにもっと大切な役割をしていることが脳科学の進歩が示しています。
睡眠時間を削ることは命を削ることなのです。
生きることを大切にする発想からは選択されない発想です。

平成医療学園

    宝塚医療大学 誕生 20114月開校

     保健医療学部

        理学療法学科 40

        柔道整復学科 60  

        鍼灸学科   60

   兵庫県宝塚市、大阪駅から30分ほどの所です

 文部科学省の大学設置審議会で正式に決定しました。

  私、西條は、副学長、

        鍼灸学科 学科長です

        自然鍼灸学の拠点をつくります

   西條と鍼灸を学びたいという入学者を求めます

   次代の人材養成が私の最大の課題です

※ お問い合わせは宝塚医療大学の下記メール宛にお願いいたします。
http://www.heisei-iryo.ac.jp/t-iryo/

日本の年度は4月に開始です。 2010年度の課題は、私は、「鍼灸の積極的な魅力の開発」と考えています。

我が国においては、鍼灸は、「良薬口に苦し」という良薬という位置にいません。 したがって、口に苦くては、それを我慢しようという対象ではないのです。

鍼は、痛い、怖いと多くの調査で国民の60%の人達は思っています。

鍼の治療は、痛い、怖いからの解放が、まず求められます。
しかし、痛い、怖いから解放されたら解決するわけではありません。
それはスタートラインです。
「鍼治療いいね」というプラスの魅力を提供できなくては立ち上がれません。
プラスの魅力です。

プラスの魅力を提供できるかが、自立できるかどうかです。

プラスの魅力を提供する「鍼治療」を提供する力をつけましょう。 それが統合医療を求めている、生活習慣病への対応を求めている、社会の期待に応える道です。

生体は、すばらしい仕組みをもっています。
3歳の子供が肩を叩いても楽になるのです。
楽になれる状態にある人は楽になれます。
3歳の子供が肩を叩いても楽になれない人の肩の苦痛を改善してこそ、施術者の治療です。
本気で学ばなければなりません。

我が国の社会が本気で貢献する鍼灸を求めています。

HP
を開設、早、
1
年が経過しました。

多くの方々にご覧いただき感謝いたします。

第74回日本温泉気候物理医学会学術大会が予定通りに開催できました。
世界的な不況、新豚インフルエンザなど不安材料が沢山あったのですが
多くの皆様のご支援をいただきそれぞれ種々の成果を持って
来年に繋ぎ終了いたしました。心から感謝申し上げます。

4月から「宝塚医療大学」(仮称)の開設を目的に活動を開始いたしました。
平成23年4月に開設の予定です。
4月から東北、関西、関東と毎週、飛び歩き活動しています。
鍼灸教育のいろいろな場面を経験させていただき新たな発見をしています。
70歳にして私自身の研修に大きな示唆をいただいています。
70代になっての新たな展開を実感しています。
社会に還元できるものにできるかなと期待しながら、新幹線、飛行機を乗り継ぎながら、
乗り物のスピードに負けないそれらを超越した考えるスピード、
心の安定を確保するかを課題にしています。
月曜、火曜は、ホテル住まいのためメール等をお休みしています。
という1週間単位で時間が過ぎて行く生活です。

自分の目で見る、考える。「そんなもんだ」という思いでは過ごさない。
最近、鍼の臨床の場で、抜鍼する時に消毒用綿花を持って鍼に添えて鍼を抜く姿を拝見します。
感染防止のための身体に刺入した鍼に手を触れないための衛生的な配慮です。
なるほどと思わせます。衛生的な管理をしているなと受け止められます。
しかし、これはどこから起こったのでしょう。
鍼を知らない外国からの圧力を鍼を知らない日本人が作ったことではないかと思います。
そんなことをいったら時代遅れ。西條もいよいよ「惚けたか」といわれそうです。
しかし、考えてみてください。
この綿花を持ってというのは、押手が鍼に触れるという前提に立っているのです。
押手は鍼に触れる必要性はないのです。
押手の母指、示指を5mm離して行えば鍼を抜く時に鍼に触れないのです。
押手を自由に出来ない、鍼の初心者が学習中には綿花を用いる意味がありますが、
押手が自由に出来る臨床家には必要のないことです。
という様に物事の本質をしっかり捉えた対応が大切です。

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 自然鍼灸塾 塾長
 筑波技術短期大学 名誉教授
 医学博士 西條一止

 

2009年の元旦を迎えました。
2008年は私にとって大きな谷底を見た年でした。
教員になり40有余年にして初めて浪々の身となりました。
70歳の者としては不思議ではないことですが、
しかし、それは心ならずものことでした。

今、日本の社会、世界において
鍼灸の臨床研究が求められています。
この研究、教育のために余命を力の限り
燃え立たせようという思いを胸に強くもっています。
このために2009年を
自然鍼灸学の臨床研究・教育普及推進のための
再挑戦のスタートとしたい決意です。

友と集い新しい知遇を得て夢の実現のために
「太陽の恵み」・「自然の教え」を受け精進したい決意です。



 「自然鍼灸学研究・教育普及推進プロジェクト」リーダー

  西條一止

「自然鍼灸塾で学びたい人達へ」  
 
                                          
                西條一止


 この自然鍼灸塾においては、もちろん私が中心となって行いますが、学ぶ、向上する集団としての成長を大きな課題としたいと考えています。それは、自分自身の人生と、仕事と、学びと積極的な関わりをしようとする人材として互いに育ちたいからです。したがって、参加者みなが互いに情報提供をし合い、受容し合う仲間として存在します。教えることは学ぶことです。発言することは、自分の知識を、思いを確かめ向上することです。

 本自然鍼灸塾では、自然鍼灸学の理論、特に、生活の場における人体の自律神経機能について、鍼の基礎実習、臨床の実際と実習。そして今を生きることの大切さについての意識で学びます。

 この塾は、仲間の輪を大きく、人と人との支え合う輪を確かなものにできる塾にしたいのです。

 種々の話題をこの場で語りましょう。(鍼灸)臨床は、人生の学です。治療技術だけが学ぶ対象ではありません。そのような理解に立って、各回、充実した3時間にしたいものです。

 この塾では、医歯薬出版の「臨床鍼灸学を拓く」をテキストとします。一読して参加してください。そして、当日は、本書を必ず持参してください。講義、実習の中で用います。

このHPに塾の開講、一週間前に「講義・実習メモ」を掲載します。それを見て考えて各回、参加してほしいのです。

今日は、西條一止(にしじょう かずし)です。
「自然鍼灸学」を提唱しています。「大地に立ち自然とともにある」を生活信条としています。 
新潟県の出身です。長男で、郷里の家を継いでいます。本籍は、今も新潟県上越市清里区馬屋という自然豊かな農村地帯です。
高校卒業まで自然の中にいましたことが私の今日のあり方に関わっているものと思っています。
両親に、兄弟に、先祖にそしてお世話になった小学校、中学校、有恒高校、今は廃校になった新潟県立高田盲学校での多くの恩師の先生方、友人に感謝しています。
もう一つ重要なことは、昭和20年の終戦の年に小学校に入学したことです。
日本の教育が全く変わり混乱しました。先生方は試行錯誤して指導に当たられました。
民主主義思想を根底とした拘束の極めて緩い自由な教育が存在しました。
とらわれのない、常に本質は何かを問いかける精神構造の基礎が培われたと思っています。 
鍼灸の研究者、教育者、臨床家として日本の社会に育てられました。そして今、医療の世界を展望しながら今日の社会に貢献できる仕事に時間を使おうと考えています。
みなが存在すること、生きることこそを大切に考える。このことを最優先する社会が目標です。
ものごとの判断の基準は、「自然を中心とする」です。「生体にある自然」と、生体の環境としての「地球にある自然」を主体としての心身の健康な生活を考えます。
このHPで多くの方々との出会いを得たいと考えています。よろしくお願いいたします。

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