当アカデミーは本年6月から第7期になる。
「自然鍼灸学で学ぶこと」:
単に知識を覚えるのではなく、理論的に考えることが出来る鍼灸学を学ぶ。
「鍼灸臨床技術をどのように身につけるか」
「大切な思考方法:各知識の関連性を常に考える」
下肢の「浮腫」、「冷え」という所見があったら、浮腫があれば血管外液が多くなり、当然、血液循環に参加しにくい体液が増える。血液は身体の中心で暖められ末梢に循環し、熱も供給する。血液循環に参加しにくいので冷える。
以下についての理論と実践を学ぶ。
1 基本的刺鍼技術
1-1 刺手は
1-2 押手は
1-3 部位による特殊な刺鍼
1-3-1 深層背筋の刺鍼
1-3-2 背部の棘突起から15mm外方の外側にある筋緊張に対する刺鍼
その外方の筋緊張に対する刺鍼
1-3-3 肩甲下筋の刺鍼
1-3-4 大腰筋、中殿筋、足底筋の刺鍼
1-3-5 腹部の刺鍼
1-4 治療を受けた感覚を学ぶ。それが治療実践力を豊かに育てる。
2 21世紀が求める、治療の科学的理論
2-1 刺鍼時に起きる生体反応
2-1-1 基礎的反応
刺鍼時の自律神経反応は、副交感神経機能亢進、
交感神経β受容体系機能抑制
2-1-2 臨床的反応
副交感神経反応:呼気時が良く反応出来る。
交感神経β受容体系反応:臥位時が良く反応出来る。
M4:呼気時、活動姿勢が関与する。
M5,M6:休息姿勢、活動姿勢が関与する。
2-2 臨床からの鍼の治効六つのメカニズム:これは鍼治療の道具である。
M1 破壊組織による自然免疫機能を高める。
M2 局所刺鍼の反応
M3 遠隔部への反応
M4:M4-1。M4-2 身体の治す力を高める
M5 適度な緊張感を作る
M6 過緊張を緩める
3 治療の組み立て(設計図)理論
3-1 治療を構成する三つの要素
3-1-1 身体の治す力に対する治療
3-1-2 主訴に対する治療
3-1-3 未病の徴に対する治療
この三つを総合して治療を行う。
3-2 基本的治療
必要な治療が書き出される。
3-2-1 M4 :治す力
3-2-2 腹部の治療 :未病の徴
3-2-3 深層背筋の治療 :未病の徴
3-2-4 2,3以外の歪みに対する治療 :未病の徴
3-2-5 主訴に対する治療 :主訴
3-2-6 M4 :治す力
3-3 実際の治療パターン
治療の実際に合わせて組み立てる:治療姿勢の位置を決める。
3-3-1 M4 椅子坐位
3-3-2 仰臥位
3-3-3 伏臥位で
3-3-4 側臥位で頚部の治療
3-3-5 長坐位でM5の治療
3-3-6 M4 椅子坐位
3-4 治療の順序性、疾患の特徴などによる治療パターン
3-4-1 運動器の痛み等、局所刺鍼が出来るパターン
1,2,3,4,5,6、の順序
(1,2,・・・6の1,2は、3-3-1,3-3-2を示します)
3-4-2 内科系の訴え等、局所刺鍼が出来ないパターン
1,3,4,2,5,6.の順序
3-4-3 気管支喘息、偏頭痛のパターン
2,3,4,5,6.の順序
3-4-4 M5をエース治療とするパターン
1,3,4,5,2,6、の順序
3-4-5 身体の治す力を強力にするパターン
1,2,3,4,5(5-1、5-2),6,の順序
4 臨床実践応用