「ケトン体が人類を救う」、宗田哲男著、光文社新書。
糖質制限食を理解するに本書が強く背中を押してくれます。
「私がこの本を書こう、書かなければ、と思ったのには、2つの理由があります。」
これは、本書の「はじめに」での書き出しです。
是非読んでみてください。
大きな利益を得られます。
「ケトン体が人類を救う」、宗田哲男著、光文社新書。
糖質制限食を理解するに本書が強く背中を押してくれます。
「私がこの本を書こう、書かなければ、と思ったのには、2つの理由があります。」
これは、本書の「はじめに」での書き出しです。
是非読んでみてください。
大きな利益を得られます。
糖質制限食を始めました。
昨年の秋、「インターバル速歩」を始め成果を得て、現在にあります。
「食」の問題をなんとか望ましい形にしたいと考えていました。
糖質制限については種々論議がありましたのでその真偽をうかがっていました。
ほぼ決着がついたと判断しました。
2週間前から「糖質制限食」を始めました。
体重が61㎏前後であったのが59㎏前後をキープ出来るようになっています。はけなかったズボンがはけるようになっています。
上々の調子でスタートしたようです。
運動が決まり、「食」が決まるとそれを如何に維持するかで私の生活習慣の大きな部分が解決します。
現状の身体の機能を維持してこれから何年頑張れるかが私の第一選択の課題です。
体が生まれ変わる「ケトン体」食事法、白澤卓二著、三笠書房。
糖質制限の先にある食事法です。先週の「糖質制限」の本は、「ケトン体」には踏み込んでいません。著者は意識して、糖質制限に止めています。
以下は、本書のカバーの解説です。
「ケトン体」とは:「ケトン体」は、わたしたちの体の中で作られるもの。
誰もが持っているのに活用されていない、「頭や体をはたらかせる、もう一つのエネルギー源」です。
糖質を減らすと、はたらきだす「ケトン体」によって、余分な脂肪がどんどん燃え、体も頭もより若く、より健康になれるのです。とあります。
面白いのは、糖質が私たちのエネルギー代謝の中心になるのは、1万年前の農耕による穀類の生産が始まってからです。
日本列島では弥生時代からです。
人の体は、元々は「ケトン体」によるエネルギー代謝が中心であったという進化の過程からの推測です。
しかし、糖質が不足することで「ケトン体」がはたらきだすということは、如何にブドウ糖を減らすかということが、重要なことになります。
今や私たちの食文化は、糖質中心ともいえます。
それを脇に置くことにはかなりの精神的な抵抗があろうかと思います。
生活習慣病が激増している。
その8割を占める糖尿病、高血圧、脂質異常症は、さらにガン、心臓病、脳卒中の三大死因につながっていく。
特に糖尿病とガンの密接な関係を考えると、40歳以上の3人に一人が血糖異常者という現状は危機的だ。
欧米人に比べ日本人は糖質に弱い。
人間ドックで見落とされる食後高血糖を防ぐには、血糖値を上げる唯一の原因、糖質(炭水化物・果物・芋・豆等)をコントロールするしかない。
そのための新しい食事法が「ロカボ」だ。
巷に溢れる根拠に乏しい糖質制限とは違う。最新栄養学に基ずく革命的食事法を徹底解説。
この文章は、「糖質制限の真実」、幻冬舎新書、著者、山田 悟(北里研究所病院 糖尿病センター長)のカバーの解説である。
栄養学は、この10年で激変しているという。とても勉強になる、特に食事制限についての基本的な考え方の整理をしてくれる本である。
植物状態:はじめて定義されたのは、1972年、ブライアン・ジェネットとフレッド・フラムが、 反応のない覚醒状態を指して、植物状態と呼んだ。
この状態は、人間らしくない、植物のような状態を強いられるという意味合いが強いので、ネガティブなイメージを持つ名称ではあるが、そこから回復する可能性はあり、明らかに脳死とは異なる。
植物状態の患者は、生きているのだ。
また、植物状態は、昏睡とも大きく異なる.目を覚ましている状態だからだ。
植物状態の患者に唯一欠けている、あるいは見られないのは、意識の光である。
植物状態は、昏睡が生んだ新たな症状の一つに過ぎない。
人工呼吸法:1952年、デンマークの医師、ビヨン・イクセンによってはじめて臨床で用いられた。
この頃ポリオが大流行し何百人もの患者が、一時的にではあるが完全に麻痺を起こしていた。
イプセンは患者の気管に管を入れ、それぞれの管にポンプを付けて、200人の医学生を動員した。
学生達は昼夜問わず患者の肺に空気と酸素を送り続けた。
死亡率はそれまでの90%〜25%に下がった。これが集中治療室の始まりである。
筋膜リリースの(1)は、トップページの筋膜リリースへの提案がそれです。
典型的な解けない筋の過緊張である背部深層背筋の棒状の筋緊張に対する筋繊維に対して直角の方向への牽引を試みています。この背部の解けない筋の過緊張は、私が未病の徴として第1に揚げ長年鍼治療の大切な指標としてきたものです。
牽引の仕方は:方向が筋繊維に対して直角の方向。
両手の四肢をどこに置くかですが。筋が膨らんで硬くなっている縁に4指を並べて引く。それを外側と内側に両方行う。筋膜のしわを伸ばすのであるから、しわを指腹の中に抱え込んでは上手くないと思います。しわを四指の爪の外側においてこそ最も能率的にしわを伸ばせるかと思います。
四指の置き場所など状況に応じて種々工夫が必要かと思いますが、背部の筋緊張が2,3分で、柔らかくなります。
効果は抜群です。鍼灸手技の臨床を一変させる可能性があります。
10月19日(月) NHK今日の健康 メディカルジャーナル「解明進む長寿の秘密」100歳以上を含む「長寿のカギ」2つが見えてきた。
日英の研究チーム 2015年7月発表
2013年
平均寿命 | 健康寿命 | ||
男性 | 80.2歳 | 71.2歳 | 約9年 |
女性 | 86.6歳 | 74.2歳 | 約12年 |
健康寿命をどう延ばすか。
研究結果
慢性炎症を抑えれば健康長寿
長寿の家系は染色体の端にあるテロメアが短くなりにくい
研究対象者
百寿者 | 684人 |
百寿者の子供 | 167人 |
85〜99歳の高齢者など | 1554人 |
これらの人達の健康状態を詳細に調べ、最大10年間追跡調査。
日常動作の自立度
認知機能
病歴
余命
健康長寿の要因として調べた項目
造血能力
慢性炎症 慢性炎症の程度が低いほど長寿
コレステロール値・血糖値
肝機能・腎機能
テロメアの長さ
慢性炎症とは
自覚症状なく、全身で徐々に進行:
さまざまな病気:
大きな原因として肥満:内臓脂肪から炎症を引き起こすTNF-α、IL-6が分泌されて血管、心臓、肝臓、腎臓などに慢性炎症を起こす。
がんやアルツハイマー病も慢性炎症を引き起こす。
加齢そのものも、免疫の低下、細胞の老化などで、慢性炎症の原因になる。結果:
高齢者はどの年齢層でも慢性炎症の程度が低いほど健康な人が多い。生存率が高い。
慢性炎症の程度が低いほど、日常動作の自立度、認知機能が良い。
テロメア
百寿者は、テロメアの長さが長かった。
百寿者の子供のデータでは、80歳の人達が、一般の人達の60歳に相当する。長寿になる。
対策
慢性炎症を抑えるには
食べ過ぎ・運動不足を改める。
百寿者の多くは、中年の頃から腹八分目。
研究をどう活かすか
慢性炎症を抑える薬の開発へ
昨年の9月18日にインターバル速歩を開始して1年経過しました。
11月6日から降圧剤を中止して間もなく1年です。
降圧剤の中止は、順調で、今朝も朝食後で最高血圧:137mmHg、最低血圧:72mmHg、脈拍:72拍です。
インターバル速歩、「歩き方を変える」だけで10歳若返る:野勢(勢の字が違うのです)博著を基本とします。
それに、あらゆる病気を防ぐ「一日8000歩・速歩き20分」健康法:青柳幸利著では、歩き方を決めずに日常生活の中で上の条件を満たしてゆく。
という歩き方です。
この二つを併用してゆくと継続が楽になります。
併用するには、記録計が必要です。
あらゆる病気を防ぐ・・・の本をアマゾンで探すと隣りに計測器の紹介があります。
3千円弱で変えます。
これをポケットに入れておくと、歩数や、速歩き歩数を教えてくれますから、仕事で出かけている時なども、1日の様子が分かり不足分を補うことが可能になります。
仕事をしている人には、運動する時間を指定することはなかなか難しいことですが、夕方に運動することがお薦めとのことです。それは夕方に運動をして体温を上げておくと、睡眠中との差が大きくなりよい睡眠が取れるとのことです。
田中 一(きのくに漢方クリニック院長)の著書です。現代書林。
田中 一先生は、1970年生まれの45歳、新進気鋭の医学博士です。
序章:「私が実践する医療の原点」ーなぜ、「外科医」から「養生医」へ転身したのか!?ー。以下、序章の目次です。
がん患者さんを治したくて、外科医になる・・・。
苦しい治療しかない現実・・・。
免疫療法と出会う・・・。
より自然な医療を求めて「赤目養生所」へ・・・。
問題は、「病気になること」ではなく「治らないこと」・・・。
「治す」とは、患者さんの自立を手助けすること・・・。
第1章 人間の、そして健康の本質とは何か?
「赤目養生所」との出会い
以下引用します。
私は薬に頼らない医療の効果に目を見張りました。
・・・・
ところがここでも、全ての患者さんの病気が治るわけではありませんでした。
医学的には、よく似た病状を抱える患者さんです。・・・。しかし、
「治る人」と.「治らない人」がいたのです。一体何が違うのか。私はまた、新たな壁にぶつかりました。
この壁から、表紙にあるー「動物脳」を解放すれば、健康になる!。へと発展され、45歳にして名医になっておられます。
治療者は必読書です。
「生涯健康脳」:こんなカンタンなことで脳は一生、健康でいられる!
東北大学加齢医学研究所、スマートエイジング棟、機能画像医学研究分野研究室、瀧 靖之教授の著書です。
いきいき健康シリーズ、ソレイユ出版。
瀧教授は、16万人の脳画像を見てきた45歳の新進気鋭の脳科学者です。
脳の発達、加齢のメカニズムを明らかにする研究者で「生涯健康脳」を研究テーマとしておられます。
それが、スマートエイジング棟という棟のネーミングにもなっているわけです。
アンチエイジングという言葉は、エイジングは加齢です。
アンチは否定語です。
加齢を否定するニュアンスがあります。
スマートエイジングの「スマート」は、「賢い」という意味で捉えておられます。
加齢していくことで、さまざまな能力は確かに低下していきます。
つらいことが多くなっていくことも事実でしょう。
しかし、歳を重ねることは、長年の知識や教養、人脈の積み重ねによってもたらされる豊かさが増していくことでもあります。
「スマートエイジング」は、加齢を「知的に成熟する人生の発展」として、ポジティブ、前向きに捉えておれるのです。
発想が素晴らしいと思います。
有益な内容が沢山です。
お薦めします。
1400円+税です。
9月8日(火)、NHK総合放送10時からの放送でした。
「アルツハイマー病の進行をくい止めている患者の秘密を大公開!
欽ちゃんも壇蜜も驚嘆アメリカ最新研究」。
新聞のテレビ欄にこのように書いてあります。
これはタイトルではないですね。
タイトルのない番組のようです。
しかし、内容は素晴らしかったのです。
1人でも多くの人に見て欲しいと思う番組でした。
アルツハイマー病の進行を止めるに何が有効かということを、実際の患者を登場させ示しています。この番組での中心は「社会参加」に焦点を当てています。
アルツハイマーの患者が社会参加するということは、簡単なこことではないと思います。
アルツハイマー病は新しい記憶が不確かになるという特徴を持っています。
新しい記憶に関係するところを周囲がサポートしてあげることで社会参加が可能になります。
その様子が具体的な例で示されています。
失われやすい記憶をサポートするということを周囲が受け入れることが最も重要なことです。
それを実現しています。
心が温まります。
なになにができないからダメ。という対応が従来多くでした。
ここをサポートすればできるではないか。
サポートするという心の余裕を集団が持てたことが示されました。
素晴らしいことです。
アルツハイマー患者が記憶を回復しやすい問いかけの仕方をトレーニングを受けた大学生が、ボランティアとしてアルツハイマーの患者と接する場面を意図的に作ることで成果を上げている例も紹介されています。
この番組の再放送の予定は決まっていません。
この番組を見て欲しいと思います。
オンデマンドを使用すれば見ることは可能だと思います。
8月26日放送の「ためしてガッテン」の放送タイトルです。
細胞内の「ミトコンドリア」を増やすというお話しです。
ミトコンドリアは、食事から得た糖や脂質と呼吸から得た酸素とからATPを製造する細胞内器官です。
エネルギー源であるATPを増加させるという魅力のある話題です。
ミトコンドリアは30歳代以降減ってくるといいます。しかし、「自分が少しきつい」と思うくらいの運動をするとミトコンドリアの量を増やすことができるというのです。
「少しきつい運動」、十分に耳にしてきた言葉ですよね。「身体の全身的な機能を高める」、健康法、運動に共通するのが「少しきつい」でした。
細胞の中には、「細胞内のATPの量」を監視している酵素があり、通常のウオーキングの場合は、それほどエネルギーを使わないためATPが不足することはなく、この酵素が働くことは無いといわれます。しかし、少しきつい運動をすると、ATPが不足し、「酵素の働きがON」になり、より多くのATPを作ろうと、ミトコンドリアが分裂を初めて増えてくれるといいます。
「インターバル速歩にミトコンドリアを増加させる効果もあり」です。
ミトコンドリアを増加させる「少しきつい運動」は、1分間でスイッチONできるそうです。生活の中で、少しきつい運動を、随所でちょこちょこ導入することで、可能だそうです。
スイッチは1回ONになると、一定時間その効果が続くといわれます。
こまめに繰り返すことで、ミトコンドリアが増えスタミナUPが期待出来ると言われます。
食事でミトコンドリアを増やす方は、食事量を75%にすることといっています。
食事量を少なくすることで、「長寿遺伝子がスイッチ0Nする」ということがいわれていましたが、ミトコンドリアの増加も見られるということです。
具体的な運動の方法としては、「インターバル速歩がお勧め」です。これを基調として応用編を工夫することです。
ミトコンドリアを増やしたり、その働きを助ける栄養素:
イカやタコ、貝類などに多く含まれる「タウリン」は、ミトコンドリアを増やす。
ウナギや豚肉などに多く含まれる「ビタミンB群」は、レバーなどに多く含まれる「鐵」は、ミトコンドリアがATPを作り出すのを助ける。
8月24日(月)NHKEテレの「きょうの健康」メディカルジャーナルで放送。
国立循環器病研究センター室長、野尻 崇医師がお話しされた。
肺がんでは、脳、肝臓、骨などに転移が起きやすい。
心臓ホルモン(心房性ナトリウム利尿ペプチド:ANP)は、血圧を下げる、利尿するなどの働きをしている。
肺がんの患者では手術後に約2割の患者で不整脈が起きる。
この不整脈の治療に心臓ホルモンを用いたところ、これらの患者で転移が少ないことに気づいた。
検討した結果、手術後2年間での転移を起こさない率は、手術だけの群では67%であったが、手術後に心臓ホルモンを用いた群では91%で大幅に改善していることが分かった。
転移が起きる条件は、血液中にがん細胞が散らばることと血管に炎症が起きることである。
心臓ホルモンが転移を防ぐメカニズムは、血管に炎症が起きると炎症物質が発生しEセレクチンという接着分子ができ、この接着分子にがん細胞が接着して転移が成立する。心臓ホルモンは接着分子を少なくすることで転移を防いでいると考えられる。
今年の9月から全国10施設で、肺がん患者の80%を占める非小細胞がん患者(ステージⅣ以外)、500名を対象に手術のみ、手術+心臓ホルモン使用の2群で比較研究を行う。5年間かけ手術後2年における転移の有無を比較する。
心臓ホルモンのがん転移予防効果は、肺がんだけではなく他のがんにも期待出来る可能性が高い。
8月15,16日と「日本の一番長い日」、「終戦、緊迫の7日間」をテレビで見ました。
恥ずかしながら日本の現代史についてきちんとした教育を受けていません。
終戦の時は小学校1年生でした。
77歳です。
現在生きている日本人の多くが第二次世界大戦を知らない世代です。
ポツダム宣言という言葉は知っているけれども、7月26日にアメリカ大統領、イギリス首相、中華民国主席から日本に対して発せられたこと、それに対して我が国が受諾の返答がなかなかできないままに、8月6日、9日の原子爆弾投下に繋がっていること。
ポツダム宣言の受諾を日本政府は決定出来ず、天皇陛下の決定に託せざるを得なかったこと。
これらを知らないままに過ごしてきました。
きちんと教育しなければいけないと思います。
上記の番組で、日本の社会が敗戦、終戦を受け入れることがどんなに大変であったかということが良く描かれています。
戦争教育を受けた人達には、敗戦、終戦は受け入れられない。
全員玉砕するまでは受け入れられないという思いです。
いずれにしても特別なエリート教育は、通常ではない人間を作ります。
特別教育の怖さを感じます。
目的に向かい邁進しようということは纏めやすいのです。
しかし状況の変化に対応して方向を変えるということの難しさです。
なかなかできない様子が良くうかがえます。
福島原発の事故を経験しながら、その解決がつかないままに、川内原発の再稼働に踏み切る、日本国民はそれを本当は納得していないと思います。
関係者のどこかで進めてしまう。
何の問題にしても関係者は推進したい。
公平な判断はできにくいのです。
何の問題にしてもそうです。
狭い視野の中での特別教育は問題を生む大きな元になります。
人間を育てるのは自然の中で広い視野で行われることが必要です。
教育の受け方でどんな人間にも育ってしまうようです。
昨年の9月18日から「インターバル速歩」を始めました。
あと1ヶ月で1年になります。
11月から降圧剤を離脱しました。
脚力も強くなりました。
数年若返ったような印象があります。
血圧は最高血圧140mmHg、80mmHg前後に安定しています。
しかし、6月21日の第80回日本温泉気候物理医学会学術総会で記念講演をする前、10日間ほどは血圧が上がりました。
7月31日に娘家族がロンドンから帰国した、10日間ほどが血圧が上がりました。
ちょっとしたハードな生活にも血圧が反応します。
通常の生活ではそれなりに安定出来るけれども、ちょっとしたストレスに対する適応力が小さくなるような気がします。
それが経年変化ということなのかも知れません。
組織の弾力性が低下するあたりに問題があるのかも知れません。
変形性関節症、関節軟骨の弾力性の低下、尿意が起きてから我慢出来る時間が短くなる。
これも膀胱壁の弾力性の低下かと思います。
そんなところに組織の機能低下、老化があるのかも知れません。
しかしこれらの組織の機能低下にも、本人が自覚することで対応の仕方があります。
あらかじめ準備をすることでかなりは補正することができるのです。
77歳の誕生日を迎えました。77歳というと私には随分老人というイメージがあります。
子供のころの記憶なのです。
しかし、今は自分の現実です。
紛れもなく77歳なのです。
加齢現象は極めて個人差も大きく多様化しています。
生理的年齢では決められないようです。
社会において通用するだけの体力・知力があれば社会で活動すべきと考えます。
それは誰が判断するのでしょうか。
自分自身が判断出来ることが一番良いと思います。
各自がそのことに注意を払い判断しなければなりません。
周囲の足を引っ張るような状態は、周囲が勧告すべきです。
生きる意欲、仕事への意欲、活動するエネルギーが決め手となることだと思います。
私は、これからは生理的年齢を忘れることにします。
上記の意欲、活動するエネルギーこそが指標です。この指標をしっかり見つめて自己判断します。
10年前にはほとんど考えなかったようなことを書いています。
やはり77歳という数字が関わっているのです。
今月14日が77歳の誕生日です。
最近やはり、背中が曲がり、腰が曲がり、膝が曲がる、老人姿勢が気にかかっています。
種々考えて見ました。
老人姿勢というのは、重心がちょっと前に出て安全姿勢でもあります。
そして、体幹部での重心バランスをする骨筋肉への負担を軽減しようとする、楽な姿勢でもあります。
楽に過ごそうという思いがつい前面に出てくるものと思います。
膝を伸ばす、腰を伸ばす、背中を伸ばす立位姿勢こそが良い姿勢です。しかしそれは骨格筋に負担をかけます。
ここで問題です。
命を繋ぐことは、活動することは、当然苦痛を伴うものです。
疲労を伴うものです。
老人姿勢は、骨格筋の疲労現象を避け、人体などに負担をさせています。
筋肉は疲れたといいます。
しかし靱帯などは疲れたといわずに、限界を超えると痛いといいます。
活動を続けることは、疲労を感じる姿勢で行い、疲れたら休むことが大切な活動の条件だと思います。
健康寿命を全うすることは、活動することは負担があること、疲労が起こることを前提として、そこに活動の指標を置き休息を取ることが必要であることを受け入れることかと思います。
そして、膝を伸ばし、腰を伸ばし、背中を伸ばした颯爽とした姿勢で活動したいものです。
颯爽とした姿勢を維持する大切な方法は、つま先立ちです。
つま先立ちをすると、膝が伸び、腰が伸び、背中が伸びようとします。
活動の最初に、まず、周囲のどこかに手を触れ姿勢の安定を確保し、数秒間つま先立ちをします。
それを数回繰り返して活動を開始します。
スムースに歩行ができます。
「地球大進化」、2004年の放送の番組です。
私はこんな放送があったことを全く知りませんでした。
日々の生活に追われ、テレビ放送など気付かずにいます。
しかし、素晴らしい内容です。
今回、7月27,28,29日の3日間で3部作が再放送されました。
2時間番組で、合計6時間です。
ちょっと時間がないとなかなか見ることができません。
しかし、見ずに過ごしてしまうにはあまりにももったいない内容です。
私自身、今年までBS放送を全く見ることなく過ごしてきました。
比較的周囲に関心が高い状態にある私もそんな状態です。
しかし有益な情報は、種々の点で有益です。
活用出来るような仕組みが欲しいですね。
オンデマンドがそれなのかも知れません。
しかし、こんな放送があることを知るのはオンデマンドではないのです。
放送の存在を知って初めてオンデマンドに到達します。
放送番組を新聞などでチェックすることが求められます。
健康に生きたい。
誰しもの希望ですが、多くの人は当たり前のこととして普段は忘れています。
地球の自然環境は,これだけ多くの多様な生き物を育んできました。
多くの惑星の中で地球がです。
今のところ地球外生命は確認されていません。
地球のような環境条件にある惑星がある可能性もいわれています。
138億年前 ビックバン 宇宙の始まり
130億年前 銀河形成
45億5千万年前 地球誕生
40億年前 地球最古の岩石
38億年前 最古の生命の痕跡
35億年前 最古の生物化石(オーストラリア)
20億年前 真核生物の進化
4億7千万年前 魚類の出現
4億3千万年前 昆虫・陸上植物
4億年前 シダ類森林・両生類
3億6千万年前 裸子植物
3億1千万年前 は虫類出現
2億2千万年前 哺乳類出現
1億5千万年前 恐竜大型化
6千500万年前 大量絶滅
6千万年前 哺乳類の多様化
4千900万年前 哺乳類の繁栄
700万年前 最古の猿人
430万年前 二足歩行開始
110万年〜70万年 ジャワ原人
79万年前 火の使用(イスラエル)
60万年〜50万年前 北京原人
30万年〜2万7千年前 ネアンデルタール人
19万5千年前〜 ホモ・サビエンス
1万1500年前 農耕の開始
1万年前 動物の飼育
地球の自然環境は生命を育んでくれます。
しかし、多くの天災が起こり多くの生き物を死に追いやるのも事実です。
しかし平均してみれば、結果として地球上にはこれだけ多くの生き物が生息しています。
私たちは、宇宙の、地球の自然の中で生まれてきました。
やはり母なる大地であり、宇宙の偉大なる力の中にいます。
NHK,BS1で、「ヒトを科学する」という外国のドキュメンタリーが放送されていました。
その第2集が「ヒトは微生物との集合体」という内容でした。
ミトコンドリアや腸内細菌については知っていましたが、そんなレベルではなく、DNAにもウイルスが入っており重要な役割をしているとのことです。
自分1人ではないのです。
沢山の生き物と共に地球上に住み、体内もそれに劣らず沢山の微生物と共に生きているようです。
まさに生命の歴史38億年そのもののようです。
(05/27)「社会的孤独」
(05/05)[ 「2021年」聖徳太子、没後1,400年
(02/29)土曜の一言を復活させなければならない責任を感じました
(02/12)「”上を向いて歩こう”全米NO.1の衝撃」
(03/14)美味しいご飯の炊き方