GWは、春の日差しがいっぱいの好天に恵まれスタートしました。1年で最も若々しく未来への希望を感じさせる空気が満ちています。

1985年につくば科学博がありました。その跡地は、広々とした万博記念公園と工業団地になっています。

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写真1 写真2

写真の1,2は万博記念公園の一角にある多目的広場の周りにあるイチョウ並木です。
イチョウは紅葉で有名ですが、新緑のイチョウもすばらしいと思いませんか。
若々しさと希望を沢山感じさせる淡い緑の色合い。
真っ直ぐ青い空に伸びる梢。
紅葉とは全く異なる命を伝えてくれます。

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写真3

写真3は、工業団地の一角です。

ケヤキの新緑です。
ケヤキは、最初ちょっと暖かい色なのです。
そして左の方の木のように緑に変化してゆきます。
厚すぎない落葉樹の葉の木漏れ日を楽しませてくれます。

アメリカのパラリンピックの選手が、オリンピックに出場しようとする内容の本の題名でした。

十数年ぶりに、さるメーカーの社長さんと会食する機会がありました。
私より2歳年下の方です。
十数年ぶりにお目にかかりましたが風貌に全く変わりはなくお元気でした。


生ビールが運ばれてくると社長さんのものには100ml程しか入っておりません。
お酒をたしなまれる方でしたから、この方は生涯現役を決意されたかなと感じました。
社長業ですから楽なはずがありません。
私自身、体力の低下を一番感じています。
社長業にはそんなことをいう余地などないわけです。
私は1年前に退職し、年金生活を始め、適度に仕事をすればという程度に考えて、ある種の甘さがありました。
365日ビールと仲良くしています。
などといっていました。
人生に対して真剣さが違うなと思いました。
この人とお付き合いするには生涯現役という意識でないと難しいなと思います。
心のありようが違います。


私自身も、年を取って疲れやすくなったなどと思い込んでいる前に、努力が必要なことを感じました。

この機会に決意し体調を整え、自分自身の人生と対峙しなければ、こんなところでゴールラインを設定していては悔いを残すなという思いを学びました。

4月6日、日曜日のNHKのミクロの大冒険、第3集。老化がテーマでした。

老化による色々な病気の原因は、唯一つの細胞に原因があるということでした。
それは、免疫細胞の司令塔、T細胞のことです。
T細胞が暴発して種々の不具合を生じさせるということです。


T細胞は骨髄でつくられ、胸腺に送られて、免疫作用の司令塔としての機能を付加されるといいます。
しかし、胸腺は、思春期に退縮してしまいます。
それ以降生産されないわけです。60年、70年もの間、生き続けなければなりません。
生き物の寿命は生殖年齢までしか予定されていないのではないかとのことです。
生殖年齢後の人生は予定外のことのようです。


そうすると、T細胞を暴発しないようにより良い環境を提供することこそ大事なこととなります。体調の管理が大切なわけです。

鍼灸などは体調の管理にこそ力を発揮します。役割をしっかり認識し精進が大切です。

桜が咲き、今、ケヤキの新芽が、何ともいえない色合いで輝いています。
新緑です。
しかし、ブラウンが混じり、何ともいえないぬくもりを感じさせます。
数日間の幸せな風景です。
こんなケヤキに憧れ、
20年前に家を新築した時に、30数坪の庭の真ん中にケヤキの木を一本植えました。
小鳥たちが安心して止まれる木を植えようという思いでした
今では幹の周りが
137cmにもなりました。樹の高さも13mにもなっていると思います。 
このケヤキが、今日、一年に何日もない新芽の時を迎えています。
今日、
11日(金)願ってもない時に1日自宅で過ごす機会に恵まれました。

ケヤキの下に置いている椅子に座り、ちょこっとビールをいただき綺麗に晴れた空の下で、ケヤキに感謝の祈りをしました。

鍼灸界に最も問われる課題は、「鍼灸師の治療力量」ではないであろうか。

鍼灸は治療学である。社会に「治療効果をどれだけ提供できる」かである。

鍼灸師の治療力量はどこで、どのように評価されているかである。

通常は、免許証がその領域での力量の保証であろう。
しかし、鍼灸についてはその免許証は治療力量を保証していない。
鍼灸関係者として誠に残念であるが、鍼灸の免許証は治療力量を保証していない。
社会に対して極めて如何であり、残念であるが実情である。


治療力量を保証するものは何であろうか。
ほとんどないに等しい。
しかし、おそらく最も信頼できるのはどれだけ繁盛しているかと言うことではないかと思う。
繁盛していると言うことは、人びとが由としていると言うことである。
その理由がどうであれ、治療を受けている人たちが納得していると言うことである。
それはそれなりの治療成果を上げていると言うことである。


人は漫才などを聞いて楽しく過ごすと身体の不調が軽快する反応を起こすのである。
身体の不調が好転する反応系は、心地よいという状態で活性化する。
身体の不調を軽快させるルートは種々あるのである。
歴史上において、何ら治療的に意味のないものが大変なブームをなしたという例がある。
人という生き物は、多様な反応性を持っているのである。
本当には意味のないものでも、人びとに受け入れられたそのときには、臨床的に何らかの成果を導いていたものであろう。


鍼灸師の治療力量は、繁盛しているかどうかが、とりあえずの評価であろう。他に評価の基準はほとんどないのが実情である。

鍼灸界に最も問われる課題は、「鍼灸師の治療力量」ではないであろうか。

鍼灸は治療学である。社会に「治療効果をどれだけ提供できる」かである。

鍼灸師の治療力量はどこで、どのように評価されているかである。

通常は、免許証がその領域での力量の保証であろう。
しかし、鍼灸についてはその免許証は治療力量を保証していない。
鍼灸関係者として誠に残念であるが、鍼灸の免許証は治療力量を保証していない。
社会に対して極めて如何であり、残念であるが実情である。


治療力量を保証するものは何であろうか。
ほとんどないに等しい。
しかし、おそらく最も信頼できるのはどれだけ繁盛しているかと言うことではないかと思う。
繁盛していると言うことは、人びとが由としていると言うことである。
その理由がどうであれ、治療を受けている人たちが納得していると言うことである。
それはそれなりの治療成果を上げていると言うことである。


人は漫才などを聞いて楽しく過ごすと身体の不調が軽快する反応を起こすのである。
身体の不調が好転する反応系は、心地よいという状態で活性化する。
身体の不調を軽快させるルートは種々あるのである。
歴史上において、何ら治療的に意味のないものが大変なブームをなしたという例がある。
人という生き物は、多様な反応性を持っているのである。
本当には意味のないものでも、人びとに受け入れられたそのときには、臨床的に何らかの成果を導いていたものであろう。


鍼灸師の治療力量は、繁盛しているかどうかが、とりあえずの評価であろう。他に評価の基準はほとんどないのが実情である。

命という現象は、動的な平衡である。
静的な平衡は命ではない世界である。
そしてその、動的平衡は、絶対的な動揺中心はないのである。
環境条件が求める動揺中心を中心に平衡しようとする。生命の世界はそのように平衡しようとする。
環境がバランス中心を決めている。
そのバランス中心を避けようとすれば崩壊への道となる。


哲学的な、論理的な、倫理的なバランス中心を求めよとすることは、一定以上の規模の生命世界においては滅亡への道となるのではないかと考える。
環境条件の中で生命は生きながらえてきている。
そこに人の選択の意志はほとんどないのではないであろうか。

普段はほとんど、気持ちよく快適な睡眠に恵まれている。
先日、思いがけず風邪を引き、朝起きた時に1度ほど熱が出た。
診療所に行く予定の日であったが、けだるいので止めにしようかと考えた。
しかしそれでは、今日は具合が悪いから医者に行くのは止めようかということであり、それはと思いタクシーを呼び診療所にうかがい血圧の薬と共に風邪薬をいただき帰宅した。
早速風邪薬を飲み始めた。
しかしわずかな熱であるが熱は下がらずに夜になった。
早めに休んだが寝ていて体中が痛む、寝返りをしてもどうやって寝ても身体が痛い。
そして布団が重く痛みを強くする。
夢うつつでそんなことを思い、考え目覚めるごとに時計を見るが30分、1時間しか経過していない。
早く朝にならないかと強く思いながら苦痛を懸命に我慢しようとしていた。
ひたすら朝になるのを待って。


布団が重ければ代えればよい、しかし、代えようとする発想が起きない。
解決しようとする発想が起きない。
今思うと不思議である.普段の私は、直ちに解決策を工夫しようとするのにしなかった。
ひたすら苦痛を格闘し、朝が来るのを待っていた。


たった1度の体温の上昇で私にこんな一夜があった。
種々の知恵を持っているはずの私が、ただ夜明けを待って格闘していた。
本来の私はそこに居なかったと考えざるを得ない。
そんなことが実際にある。
苦痛を堪え忍んでいる人たちがどれほどおられることかと思わざるを得ない。

運動機能の中でバランス機能が最も早く低下するというのは従来から言われている。50歳代になると20代の1/2に低下すると言われる。

72歳の時に、5歳と2歳の孫を自転車の前後に乗せ、走らなければならない事情にあった。
そのときに初めて自転車バランスの不安定さを感じた。
これはまずいと思い気をつけなければと思った。
私は自転車のバランス機能は高くかなりの荷物を載せても自由に走れたのである。
その後徐々に自転車に乗っている時にバランスの悪さを意識するようになった。
最近は自転車に乗る時に明確にバランス機能の低下を意識するようになった。
通常の歩行時などには特に感じない。
これらのことを考えると体幹部でのバランス調整機能の低下が主因と考えるのが正しいだろう。
自転車で不安定さを感じ上肢によるハンドル操作で調整しようとするが上手く安定させられない。
視覚からのバランス調整では上手くいかないことだ。
立位バランスに不安を感じないのは下肢によるバランス機能が働いてのことであろう。
ということは体幹でのバランス調整機能が先に老化してくると考えられる。
ということはつまずいたり、滑ったりした時のバランス調整機能が先に低下してくることを示している。
老人の転倒しやすさを説明することかもしれない。


体幹部への強化トレーニングで回復可能であろうか。
私自身に課せられた課題である。
できれば答えを求めたい。
しかしかなりの努力を求められることである。

白梅

白い梅の花です。
お茶を飲むテーブルとイスの所にある梅です。
やっと花が見えるようになりました。

紅梅

ピンクの梅の花です。
梅の実を収穫できる梅です。
志樹君(8歳)と悠樹ちゃん(5歳)も収穫しました。
まだ花が咲きません。
しかし、見てください。
紅梅の木の枝とつぼみは花よりも赤いのです。
白梅の枝はほとんど白でしょう。

先日、ままからフィンランドの葉書をもらいました。

志樹君がフィンランドの雪が握っても雪ボールができないことに気付いた話を聞きました。
摂氏零度以下の環境で降る雪は、手で握って圧を加えても固まらないのです。
普通の雪は、解けやすいから握った圧力で雪が少し解けて固まります。
0度以下の雪は簡単には解けないから固まらないのです。
そういうことを知らなくても、気付くことがとっても大切な力です。
志樹君も悠樹君も小さな時から、散歩をしてお星様に気付いたり、花に気付いたりした時にママが、大きい声で良く気付いたねと褒めてあげていたことが、志樹君も、悠樹君も、色々なことに気付ける力が強くなったのだと思います。
とっても嬉しいことです。

白梅の木の枝は白いけど、紅梅の木の枝は赤いのです。
しかも紅梅の花よりも枝、つぼみが赤いのです。

現生人類は、地球上のあらゆるところに住み大繁栄しています。
地球上では、多くの人類が誕生し滅亡しました。
私たちの祖先は
20万年ほど前にアフリカに誕生し、世界に広がった種であり、他の人類よりも優れていたからというよりも偶然の幸運に恵まれたことが滅亡を避け今日の繁栄に繋がったと考えられているようです。

幸運にも全くの偶然による運と人びととの出会いによる幸運があります。
人の社会において出会いによる幸運を得るのはその多くは人とのつながりを大切にする努力に負うところが大きいと思います。
どんな場においても自分自身の力を
12分に発揮して活動していることが何より大切です。

先に行われたソチ冬期オリンピックにおいても、力を発揮できメダルを手にした選手、練習を重ね努力したけれども、力を発揮できなかった選手様々でした。自分の力を12分に発揮することこそ悔いのない戦いです。

常にあらゆる場面で力を12分に発揮するには、常に身体が機能的に良い状態にあることが求められます。それには最も大切なことは、「質の良い睡眠」をとることです。

日本人への調査で、もし1日が25時間であったら、あなたは1時間をなんに使いますかと問うと、多くは睡眠時間と答えます。
睡眠時間が足りないと思っているので寸。
また、
1日の時間が23時間であるとしたら、1時間を何の時間から削りますかの問いに、睡眠時間と答えるのです。

睡眠は、心身を良い状態に維持するに欠くことのできない時間です。
心身を成長させ、記憶を整理し蓄え、心身の損傷を修復します。
必要な睡眠を確保することは、心身を良い状態に維持するに欠くことのできないことなのです。
とりあえず睡眠を犠牲にしても目の前の作業を間に合わせるという選択をしている人が多いのです。
身体が不調な状態で一生懸命頑張って努力している人たちが日本人には多いのです。
命を完全燃焼させるには、必要な睡眠、適切な栄養摂取、地球に生きる生き物としてのリズムこれらがあって心身は素も大きな力を発揮できるのです。


脳波のα波の研究者である志賀一雅氏は、質の良い睡眠をする条件として、

寝る時に布団の中で「よかった、ありがとう」とその日1日に感謝の気持ちを抱く。朝の目覚めた時に、思い切り背伸びを2回する。そして「よく寝た」、「ぐっすり休めた」と言うこと。自分の脳に言い聞かせることです。そうすると脳はその気になるのです。自己暗示をかけることが脳にとってはとても大切なことなのです。起きて洗面所に行き、鏡に向かい「自分の顔ににっこりほほえみましょう」。にっこりほほえむ表情は、左の脳で受け止められ、言語中枢の近くでコミュニケーションを高めようとするのではないかと予想されています。これが「質の良い睡眠」をする作法であるとしています。


一夜付けで、今日一日で勝負ではないのです。

11日を自分の力を最も発揮しやすい状態に心身を置き、努力を重ねることです。

今、世界も、我が国も大きな変革期を迎えようとしています。
時代は変わろうとしています。
何が本質か。将来を展望した「本気の選択」を求められます。


私たちひとりひとりが生き生きと自分の力を発揮している社会こそ充実した社会です。

男子フィギュアスケート個人で金メダルに輝いた、羽生選手は、喘息で十分な練習がしにくく練習量が少ないという。
身体の緊張を円皮針のようなものを十数カ所貼って、対処しているという。
どうして鍼治療が登場してこないのでしょう。


浅田真央選手は、団体戦の直前に腰痛で苦しんでいたと伝えられている。

ラージヒルジャンプ銀メダルの葛西選手は、ノーマルヒルの試合で腰を痛め大変だったと伝えられている。

ジャンプ団体銅を受賞したメンバーの竹内択選手は、血管の難病と闘病している。

これらの選手達に鍼治療が専門家の手で行われているという報道はない。
国をあげて応援し、メダルを期待しているのに、鍼治療が参加していない。
全く外されているのである。
鍼の関係者はどんな気持ちなのであろうか。
あらゆる手を尽くして臨もうとしている。
そんな条件の中でも鍼治療が貢献する気配がない。
気管支喘息、血管の難病に鍼治療が病気を治すことにはならないとしても、身体の状態を良くすることは間違いなくできるはずである。
ではないであろうか。鍼の関係者として、私はとても情けなく、不甲斐なく思う。
なぜ、選手の強化に参加できないのか、日本の社会においてその存在を全く評価されていないと考えなければならない。
国民のかなりが夜も寝ないで応援しているのにである。

ソチの冬期オリンピックに浅田真央選手は、バンクーバ大会以来、4年間、ジャンプや、技術の修正に腐心してきた。そして、やることは全部やりましたと自信をのぞかせソチ入りをした。

フィギュアスケート団体戦の6分間練習で一緒だった地元ロシアのリプニツカヤ選手への声援の大きさに驚いた。
さらにそのリプニツカヤ選手が今季自己最高を更新する演技を披露した直後、ざわつきが残った中で演技を始めざるを得なかった。
そして全く力を出せなかった。


地元ロシアの大声援は、リプニツカヤ選手に自己最高の演技をさせ、4年間努力を積み上げてきた、そして「あとはやるだけ」と自信を示していた浅田選手を極度の緊張と不安な精神状態にしてしまった。まさに一瞬である。

大声援は、選手に勇気を与え、ライバル選手達には過度の緊張と不安を与えることを今回の場面は見せてくれた。人間にとって心のあり方が何と大きいことか。改めて考えさせられる。リプニツカヤ選手への大声援を、浅田選手が日本の人びとの自分に対する大声援と頭に思い描くことができたとしたら事態は変わったかもしれない。

しかし、・・・・したら・・は、ないのである。

上がらない、上がらない、という現状を抑えようとする思いは、現状を変えてくれない。
さりげなくプラス方向に思いをはせる。
何か積極的な気持ちに向けることが、潜在的に気持ちを強くさせるように働くと私は考えている。
浅田選手は、自分を応援してくれる日本のファンの顔、顔、顔・・・をイメージするのである。


今年の冬は寒い。お風呂に入ろうと脱衣所で衣服を脱ぐとき何と寒いことか。
温かいお風呂に入ろうとイメージしていることが寒さを感じやすい身体にしている。
同じ脱衣所の環境で体重を量ろうとして裸になる。
それほど寒くないのである。
温かい風呂ではなく、体重を量るのだという思いが、身体を寒さに耐えやすくしている。
そして衣服を着ると身体が温かく寒い外も気にならずに新聞を取りに出られる。
試してください。

1月31日の朝日新聞の天声人語です。

 ・・。時の人になった小保方晴子さんも、先入観や常識に縛られない人のようだ。
つくりだした万能細胞は、その方法の単純さで専門家を仰天させた。
紅茶程度の弱酸性の液に浸すだけといい、はじめは誰にも信じてもらえなかったという。


権威ある英科学誌も最初は論文を突き返した。
その際につけられた「何百年にもわたる細胞生物学の歴史を愚弄している」という激しい意見は、遠からず伝説となろう。
それほどに常識を覆したことの証である。


造物の神様が生命の森にそっと隠したカギを、先入観に曇らない目が見つけた。
そんな印象だ。
つらいときも、泣いた夜も、今日一日、明日一日だけ頑張ろうと思ってやってきたという。
新発見には運や偶然もあろうが、物理学者の寺田寅彦は言っている。
「科学者になるには自然を恋人としなければならない。
自然はやはりその恋人にのみ真心を打ち明けるものである」。
快挙を讃えつつ、努力の総量を思ってみる。


と解説しています。生命を人工的に操作するのではなく、自然の流れの中に潜んでいる力を見いだしたという点は、最も大きな偉業かと思います。

「自然を恋人とする」何と響きの良い言葉でしょう。

昨年、常勤をを退職し、少しウキウキした気持ちで、朝寝を楽しんだりしていました。自宅にいる時間が増え、1日3食食べることもありました。
寒くなって冬のズボンをはいてみると窮屈です。
これは困ったと思い、デパートにズボンを買いに行きました。


ウエスト94cmといわれました。
しょうがないのでひとつ買ってきました。そ
して他のズボンをウエストを大きくしてもらうようにしました。


そこで考えました。
これははなはだ如何である。
この際体重を減少することこそ求められていると、決意しました。


1日に1食を抜いてみました。
2食にしたわけです。1日に500グラム体重が減少します。運動もしないのに体重が減少するのです。
1週間で、食事を減らすだけで、2㎏減少しました。
この間、特に運動量を増やしていません。
食事を
1食抜くと、500g減少ます。
これは、身体の中の余計な水が排出されて体重が減少していると考えるのが妥当であると思います。
この間、排尿回数が減りました。
身体の余計な水が排出されたことと考えるのが的を得ているように思います。 


これから、運動量を増やすようにし、まともな体重コントロールに取り組もうと考えています。

志賀一雅さんというα波の研究者の方が、「全身の疲れ」がスッキリ取れる本(三笠書房)、という題名の本を書かれました。



その本の132、133頁に脳波の共鳴現象について書いておられます。

 「気が合う」とか「あうんの呼吸」といわれるものも脳波の共鳴現象と捉えると、合理的に説明することができます。
脳波がひとたび共鳴するなら、何も話さずとも考えや感情などが相手に伝わると考えられるのです。
脳波の共鳴現象については,私は興味深い実験データを持っています。

たいへん腕がいいと評判の鍼灸師とはりを打ってもらう患者の脳波を同時に計測した時のことです。

鍼灸師の脳波にα波が現れ始めると、患者さんの脳波もα波になっていったのです。
つまり、脳波の同調現象が認められたということです。

何人かの患者さんを計測しましたが、中には同調現象が現れない人もいました。
そこで興味深いのは、同調原書が起こった患者さんの方が治療効果が大きいということです。
同じような症状の患者さんでも、同調現象が起こった患者さんの方が治りが早いのです。

これを私なりに解釈すると、次のようになります。

患者さんが、鍼灸師を心から信頼していると、鍼灸師の脳波と共鳴し、同調現象が起こります。
脳波はα波になりますから、脳が活性化され、ドーパミンをはじめとして、さまざまなホルモンが分泌され、患部の治癒を早めたのではないでしょうか。

ここでポイントとなるのは、信頼と共鳴です。と書かれています。

鍼灸師は、心穏やかに脳波にα波を出せる状態を求められます。
その鍼灸師を患者が信頼していれば患者に共鳴現象が起き身体によい状態が現れる。

治療者は、治療の理論、技術のみでなく、α波を出せる心、精神が求めらるということです。
まさに心・技・体一体となった上達が期待されています。
大相撲の世界だけではなく横綱を目指さなければなりません。

現在、国際政治の世界でロバストネスという言葉が注目されているといわれます。

慶応大学医学部伊藤裕教授の著書「臓器の時間」祥伝社新書の1節を紹介します。

弱体化した日本を立て直そうと、アベノミクスに過度なまでの期待が寄せられています。
しかし、強い日本と言う時に、単なる「力:パワー」ではなく、「ロバストネス」を持つことが大切だと言われています。

ロバストネスには適当な日本語訳がないのですが,私(伊藤裕)は「靱:じん」という漢字がしっくりくると思っています。「強靱さ」です。

鉱物の性質を表す時、1〜10で表す「靭性」という概念があります。

最も硬い鉱石は、”永遠の輝き”ダイヤモンドです。鉱物の堅さを示す基準に、1〜10で表す「硬度」がありますが、ダイヤモンドは硬度10です。
つまり、ダイヤモンドはどんな物にぶつかっても傷つけられることはありません。
しかし、悲しいことに、どんな物も傷つけてしまいます。

いっぽう、ヒスイ(翡翠)という鉱石があります。
中国では、不老不死の石として、昔は金以上に珍重されていました。
宝石言葉は「長寿、健康、徳:とく」です。
中国では、ヒスイの「緑」が健康を意味します。
ヒスイの硬度は6.5でダイヤモンドにはとうてい敵いません。
しかし、ヒスイは、どんなに硬い物にぶつかっても「欠けること、割れること」がありません。

靭性とは、欠けにくさを表す単位です。
われわれの歯の表面を覆うエナメル質も、高い靱性を持っています。
ヒスイの靭性は8で、ダイヤモンドの7.5を上回ります。
ヒスイの内部は、針状の小さな結晶が複雑に絡み合っており、全ての鉱物の中で、最も割れにくいのです。

ダイヤモンドは最高の高度を持っていますが、ある特定の角度から衝撃を与えると、簡単に割れてしまいます。
ところが、ヒスイには衝撃に弱いという方向は存在しません。
ヒスイをダイヤモンドにぶつけると、ダイヤモンドの方が欠けてしまうのです。

ダイヤモンドの輝きだけでなく、ヒスイの強い靭性が強く生きるうえで大切です。
ロバストネスを持った臓器こそ、最強の臓器なのです。

1月3日夜10時〜11時NHK Eテレ

 幸せになるための方法、心理学から脳医学まで最先端の研究が解明

  今回はプロローグ

1回目 お金はあなたを幸せにするか。

2回目 あなたの仕事と幸せの関係

3回目 挫折や逆境から立ち直るために

4回目 幸せを導く人間関係とは

 幸福の条件

 1 人との交わり:他者と親しい交わり。

 2 親切心:感謝の心

  3 ここにいること:目の前のことに集中する。

主観的幸福度、客観的幸福度

主観的幸福度尺度

人生満足度尺度

 イリノイ大学名誉教授             

 エド・ディーナー博士が考案

解答選択肢

全く当てはまらない 1

ほとんど当てはまらない 2

あまり当てはまらない 3

どちらともいえない 4

少し当てはまる 5

大体当てはまる 6

非常に良く当てはまる 7

設問

1 ほとんどの面で私の人生は私の理想に近い。

2 私の人生はとてもすばらしい状態だ。

3 私は自分の人生に満足している。

4 私はこれまで自分の人生に求める大切なものを得てきた。

5 もう一度人生をやり直せるとしてもほとんど何も変えないだろう。

30点以上は 満足度が高い。

25-29点 大体において人生が順調な人

20-24点 平均的な人生の満足度

 世界の幸福度調査:1位 デンマーク

                   43位 日本 

幸福度の50%は、遺伝

幸福の力 寿命を延ばす。

世界の大国といわれる平和な国である日本。
2020年に東京オリンピック開催が決まった国、日本。しかし何か足りないのです。・・・・・。

アメリカ第16代大統領エイブラハム・リンカーンの名言

  「人民の、人民による、人民のための政治」

  government of the people by the people,for the people

このことではないでしょうか。

以下は中田力教授の著書「アメリカ臨床医物語」の一節です。

アメリカは「美」と「醜」とを同時に持ち合わせた人間の本姓そのものを露わに示す国家なのである。良いことでも悪いことでも際立つこの国は、人種、宗教、志向、教育、・・・・、考えられうるあらゆる要素で異なった人たちが、毎日のように変化するモザイク模様をつくりながら蠢(うごめ)く世界でもある。それでも、ひとつの国家としてはっきりとしたアイデンティティ(identity)を持ち、市民のひとりひとりが、この国家に帰属することを誇りとしている。それは、みんなと生きるという大前提を共有する人びとの誇りなのである。

アメリカ市民は国旗に忠誠を誓う。政府にでもなく、もちろん、大統領にでもない。

そして、国旗は自分たち市民がみんなで作り上げる、自由と平等を厳守する民主国家の象徴であり、その原点は、あくまでも自分たち市民である。

もう一つ、リンカーンの言葉です。

 「たいていの人は災難は乗り越えられる。

 

   本当に人を試したかったら、権力を与えてみることだ。」

本年は、富士山が世界遺産に登録されました。
12年に飛行機あら富士山を撮りためました。
本年の終わりに世界遺産を祝しご覧に入れます。 

写真5枚の

1は、1月31日です。

2は、2月20日です。

3は、7月31日です。

4は、10月8日です。

5は、12月13日です。

 3,4,5,6月がないのですが春霞、梅雨で天候が安定せず写真が撮れなかったものです。

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